「旅人と我名よばれん初しぐれ」  松尾芭蕉

 

 

ーー三年前の野ざらしの旅のおりの、悲壮な決意と違って、この旅立ちの句は、心の 

  余裕がうかがわれる。西行・宗祇の風雅をしたう芭蕉は、旅人の境涯を何時も心  

  に描いていた。

  そして時雨は、無常迅速なるものの譬えであり、人生の旅人である芭蕉の心の色

  であった。      

  「旅人と我名よばれん」には、旅立とうとする芭蕉の心のきおいが感じられる。

 

                     「芭蕉全発句」 山本健吉

 

私も 芭蕉のように、「人生の旅人」でありたい

すくなくとも、「人生の旅人」風でありたい

実際 私の生涯は 家族生活に固執しない 自分勝手な「人生の旅人」風ではあった 

「風」とは「風狂の人」に徹せない 「野人」になれない「不完全旅人」 という、、、

いや 私はすべてにおいて「風」かもしれない

完全や完全に近づこうとするのを嫌う 専門性精密性職人性高度の技術性一極集中性を嫌う 不完全好きな不完全の人 曖昧好きな曖昧の人 ミクロよりマクロ 点より線 部分より全体 デジタルよりアナログ 解答より質問 親密より疎遠 人間より自然 室内より散歩太陽風 愛より自由 団結より孤独 仕事より遊び、、、、、、

目的よりライフスタイル、、、、、

 

西行、宗祇って?

調べなきゃ ならない