お味噌がどんな材料で、どんな風に出来上がるのか分からなかった・・・でも作ってみたかった という生徒さんから、昔は実家で作っていた という方まで揃ってのお味噌作り。まずは 水に一晩漬かせた大豆を圧力鍋にかけながら、麹とお塩を両手でさらさらとあわせる作業。
麹が冷たくて気持ちよかった。
お豆が煮えたら ミキサーにかけてつぶし、それを冷まします。
冷ましている間 早速休憩。
今回の休憩は 教えてくださった方にお願いしてお持ちいただいたお味噌を使っての お味噌汁と、味噌おにぎりをお供に。

これが 頂いたお味噌。
色が薄いお味噌が半年寝かせたもの、隣の濃い色のお味噌が1年前に作ったものだそう。
色はもちろん、味も全然違って 若いお味噌のほうが甘味を感じます。
目を瞑って味を見ても、すぐに分かるくらいの味の違いがありました。

おかずを添えて 1年寝かせたお味噌のお味噌汁と、そして2種類の味噌おにぎり。少しのおかずを添えて いただきます!
いつもの試食の風景とのギャップが不思議で、でもなんとなくほのぼのと 温かい空気が流れていました。

みんな食べ終わった頃に 大豆も冷めて、次の工程へ。
冷めた大豆と麹と塩をあわせたものを 手で握るようにしながらしっかり混ぜていきます。
混ざったら、グラムをはかり 全て同じ重さのボールを作ります。
すごい量!全部で18キロ分!!
このボールが出来れば あとは容器に軽くお塩を振って 力を込めてたたきつけるようにボールを容器の底面めがけて詰め込んでいきます。
つなぎに煮汁を塗りながら 全部つめて 大きな10キロ容器に一杯に。
最後に表面にラップをして、その上に小さめのビニール袋に入れたお塩を いくつも並べて塩蓋をします。こうすることで カビが生えにくくなるそう。
これで完成。大量だったので 時間もかかりましたが、皆さん それぞれご自宅用の自家製お味噌が出来上がり。
気長に 美味しくなる頃を楽しみに待っていてくださいね!
私は 白っぽいお味噌の味のほうが好きなのでまずは半年後に頂いてみようと思います!!
はじめてのお味噌作り講座は、とっても和やかな ほんわか空気に包まれて、楽しく無事に終了いたしました。
毎年 年に2回お味噌を作ってらっしゃるという 教えてくださった講師の方も、若い方まで興味を持ってくださって とってもいいことね!とお話していました。
これからは、おうちのお味噌は手づくりしています!と 言えるように 続けて作っていけるといいですね!