テスト!!



ずらりと並んだ タルト。先日の試験で 生徒さんが仕上げた 洋ナシのタルトです。



そうです。先日 サロンに通い始めて今年で4年目になる生徒さんに 初めての試験をしました。内容は 写真の洋梨のタルトと、キャラメルのシャルロット。

事前に 二つのレシピを渡して、どちらも作り方、オーブンの温度、焼き時間などを しっかり覚えておいていただき、当日に渡された 材料、分量のみが書いてあるレシピをみて 制限時間内(2時間)に一人で仕上げていただきます。

お菓子の試験!?と やりなれないことに、いつもよりも緊張感が感じられたサロンでしたが 予習をして、家でどちらも作ってみた という生徒さんは、さすが手際よく、ほかの方達をリードしながら作業をしていました。



5年前 私もリッツの製菓学校で同じような試験を受けました。中間で1回、卒業でまた1回 合計2回の試験があります。

1回目の試験で作ったのは この洋梨のタルト。時間はここでの制限時間よりも長く、もう1品課題がありました。

手際はもちろん 試験中の片付けなども全て審査に含まれます。しかも 事前に試験範囲として言い渡されるレシピは 10種類くらい。その中から2品が出るという仕組みなので、覚える範囲もとても多いのです。それでも、始まると 案外動けてしまうことに 喜びを感じてしまったりしていましたが。

すごーくきれいに出来た!!と思っても、評価は 細かいところまで全てチェックされるので、思わぬところで減点されていたり・・・・。それでも BIEN ビヤンをいただけましたが、 TRES BIEN!トレビヤン がもらえなくて悔しくて仕方なかったことを思い出します。

今回の皆さんは とっても一生懸命 真剣に取り組んで、仕上げてくれて、私は とっても嬉しくて嬉しくて!試食もしっかりいただきましたが、ちゃんと 出来ていて、おいしくて、皆さんにTRES BIEN!をあげたい気持ちで一杯でした!

たまには こういうの またやりたいね。という 生徒さんの声もとっても嬉しかった。

テストをクリアするごとに、きっとよりお菓子の存在を近く感じるんじゃないかな と これからの皆さんの上達も またまた楽しみになっています。