カフェを出て、凱旋門近くまで歩きました。このイルミネーションは、ちょうど2000年に差し掛かる年 住んでいた頃みたっきり。六年ぶりなんだー と、長い月日が経っていたことに改めてびっくり。そんなことを話ながら、シャンゼリゼの端まで歩いて 凱旋門を眺めてきました。そうそう ご紹介！今回の旅の主役は、実は三年ほど前から教室に通ってくださっている生徒さん。生徒さんの中でも一番ご年配の（私の両親よりも年が上）とてもとても素敵な方。 その生徒さんからの要望もあり、今回の旅が決まりました。ほかにも沢山 こうして一緒にフランスへ来ることを望んでくださっている生徒さんが多い中、お一人だけ連れて ということが言いにくかったわけですが、でも なぜ今更お話するのかというと、それは 旅行も終盤に入り、それでもほとんど疲れを見せることなく、いつも笑顔で 私たちにぴったりとついて どこへでも 興味をもって来てくださる、そんな 体力、気力、好奇心、そして心やさしいお人柄…に、とにかく毎日感心させられ、このすばらしさを どうしても讃えたい！と思い、ご紹介することにしました。
今までの 好きに時間を過ごせた旅とは 全く一転して 誰かを気遣いながら、そして 楽しんで頂きたいという思いをもってのこの旅は、ゆっくりなペースで フランスというものを、初心に返りながら改めて感じることができ、広い範囲で ある意味勉強になった旅でもありました。この生徒さんがいてくれたからこその 今回の旅。きっとこれから何十回来ても、ずっと記憶に残る素敵な旅になると思います。あと二日。三人でまだまだ満喫します！