三日間行なった、小さなお菓子を詰め込んだアニヴェルセルのプレート。このダイアリーと店内でのお知らせのみでしたので、どのくらいの予約があるのか心配をしていましたが、それはそれで、より手を掛けてお迎えしようとしていたら、本当にありがたいと感激でした。
沢山の方がご予約下さり、ほとんど満席に近い状態で三日間を終えることが出来ました。
たった二週間の承り期間で、本当に感謝しております。
最終日はほぼ一斉にご予約のお客様がいらっしゃり、とっても和やかに、スタイルの違ったお教室のような雰囲気で始まりました。
プレートを運んだときに聞こえてくる声や、顔の表情を見ていると、私が皆さんから幸せを頂いているんだな と、つくずく感じていました。
プレートの内容は、
?ルリジューズ…真ん中のシュー菓子です。
修道女を模して作られたもの。
今回はこのお菓子がメイン。
パリのケーキやさんには この変わった形のシューが普通に売られています。
10年前から、なぜか私の中でパリを感じるお菓子でした。
今回は、ラデュレでいただいたものを、私なりのアレンジでご用意しました。
?モンブラン…秋には多くのお店に現れます。
フランス菓子の中でも、日本にかなり受け入れられたお菓子ですね。
ラ・ドゥース・ヴィでも、秋冬の一番人気です。
?マカロン…ピスタチオクリームと酸味の聞いたコンフィチュールの組み合わせ。
先日のフランスで、「縁」を感じたお菓子でした。
ボルドーでみどりさんと作り、パリでは学校で沢山の種類を学び、そしてお手伝いさせて頂いたお菓子屋さんでも教えて頂いた、マカロン。
これまで時々作っていましたが、これまで以上のラ・ドゥース・ヴィのマカロンが出来ました。
?エクレール…エクレアも滞在中、かなり食べました。これもパリを感じるお菓子のひとつです。
キャラメルカスタードとほんのりお塩がきいたキャラメルソースを詰め込んでいます。
?マカロン・ア・ラ・フランボワーズ…これは作りながら毎日顔がほころんできました。
?オペラ…大大大好きなフランス菓子です。
どこへ行っても、これを見つけるとついつい買ってしまいます。
私は、ホテル・リッツで教わったオペラが、どこのよりも最高に気に入っています。
?クレーム・ブリュレ…南仏のルールマランのマルシェにちなと行って買った、ラベンダーを使って作りました。
?サブレ・ブルトン…これはパリの学校で今回学んだレシピで作りました。
☆最後はプレート。
ボルドーのみどりさんが教えてくれた オーナメントクッキーの生地をお皿にしてみました。
プレートの脇には小さなエッフェル塔。
これも、お土産のひとつでした。
いらしてくださる方がいるからこそ、こうして作ることが出来るということにも、改めて感謝を思った ラ・ドゥース・ヴィの八周年でした。
ありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
