女性には

「選ばれる性」

という記憶がある。

 

 

こんにちは。

スターシード図書館の館長、

 

星子(ほしこ)です。

 

 

 

 

今回は、同タイトルの2回目となります。

 

前回の①をお読みになっていない方は、

 

読んでいただけると、話の流れが

 

わかりやすいです。

 

ひらめき電球目

 

前回までの話は、

 

あるナイトライフのお仕事をしている、

 

男性Aさんと館長がお話して、

 

Aさんいわく、

 

「男性と女性の立場を

 

逆転させれば、

 

平等になるのではないか?」

 

と言うのですが、

 

館長としては、

 

それはちょっと違うんじゃないか?

 

と思うということを、

 

シェアしたのでした。

 

 

人に言えない恋愛と言えど、

 

今回は主に、

 

ホスト・女性向け風俗における、

 

スタッフ側とお客さん、

 

男性と女性について、

 

考察をしています。

 

 

 

ある種、ビジネスの関係であるところで、

 

なぜ、「恋愛」トラブルに似たことが起こりやすいのか?

 

そして、男性向けのそうしたナイトライフのお店では、

 

そこまでお客さんがわに、感情のトラブル

 

が起こることはないのに、

 

女性向けのお店では、

 

起きるのか?ということで、

 

男性と女性違いについて、

 

述べていきます。

 

 

 

 

さて、先日、何気なくYouTubeを見ていましたら、

 

こんな動画を発見しました。

 

 

 

 

 

この動画は、本のレビューなのですが、

 

この動画で紹介されている本が面白そうなので、

 

手に入れてみました。

 

それは、水島広子さん著

 

『女子の人間関係』

 

という本です。

 

 

 

 

 

 

実は著者は、議員の経験もある精神科医で、

 

館長はその政治家としての活動や主張には、

 

ちょっと、「?」な部分はあるし、

 

この本で書いてる通り、「女」の部分を減らす

 

というのは、それはどうかなあと思うのです。

 

 

なので、この本を推薦図書にはしませんし、

 

もし、読むのがめんどくさいのでしたら、

 

YouTubeの動画だけ見るだけでもいいと思います。

キョロキョロあせる

 

 

また、人によっては、フェミニズムのにおいを感じて

 

嫌ってしてしまいそうだけど(特に男性は)、

 

しかし、この本は、「女子の人間関係をどうするのか」

 

というより、

 

「女子」とは、

 

「女」とは、

 

どんな生き物

 

なのか?

 

を知るということでは、

 

なかなか興味深い本なのです。

 

この本によって、

 

女性は自分の中の

 

「女」の要素を知り、

 

男性は「女」がなぜ、

 

あのような

 

言動をするのか、

 

を知ることが

 

できるわけです。

 

 

さて、『女子の人間関係』の冒頭で、

 

水島さんは、「いわゆる『女』の嫌な部分」をあげ、

 

それらが「他人から傷つけられてきた人の特徴」

 

と似ていることを示します。

 

 

もしかしたら、これらは、「女性側の被害妄想だ」と言われてしまうかもしれません。

 

しかし、たとえ、そうであったとしても、

 

女性の中にある「女」の部分と言うのは、

 

前提として、「傷ついている」と言う状態、

 

なんなら、そういう「被害妄想」

 

を持っている、ということです。

 

そして、女性はどこか、男性社会において、

 

「虐げられている」

 

という認識があり、

 

「女性は弱い」

 

という認識もあいまって、

 

社会的に、女性は守られるもの

 

という空気感になっているのです。

 

しかし、これは、

 

表向き

 

の話であります。

 

というのは、そもそも

 

「守らなくちゃいけない状況」

 

がなければ、

 

「女性を守らないと」

 

という発想にはならないのですね。

 

つまり、どこかに、前提として、

 

女性を虐げ、傷つけている社会

 

というものがある、

 

それが幻想か、実際にあるのかはともかく、

 

共通認識としてあるわけです。

 

そういう空気感があるため、

 

前回の①で、Aさんが言っていたような、

 

「なぜ、女性は守られているのか」

 

という疑問については、

 

そもそもなぜか、

 

「守らないといけないような社会」

 

が前提としてあるからということになります。

 

しかし、Aさんに女性を守らないとという認識がないとしたら、

 

それは、Aさんが女性を虐げたり、傷つけたりしたという経験がない

 

ということなのかもしれません。

 

Aさん個人はそうかもしれませんが、

 

世間一般はそうはいかず、女性が傷つくような社会があり、

 

女性自身、自分が傷ついているという自覚がどこかであるので、

 

女性は男性に「守られたい」と思う人が多くなるわけです。

 

 

 

さて、さらに、今回、館長が『女子の人間関係』の本の中で、

 

特に注目したのは、

 

「女性は男性から

 

『選ばれる性』

 

である」

 

ということ。

 

これは、もちろん、時代によって感覚は違うと思います。

 

しかし、「男女逆転大奥」とか、

 

「逆ハーレム」というように、

 

そもそも、

 

男性1人

 

 

大ぜいの女性

 

という構図があるからこそ、

 

それを「逆転」させるという発想になるわけです。

 

さて、ホストクラブや女性向け風俗という場所では、

 

女性が男性を選びます。

 

そして、その男性からサービスを受けると言う形になるわけですが、

 

それが、1回だけであれば、

 

特に「恋愛」トラブルはないことでしょう。

 

(なにか他のトラブルがあって、

 

1回で終わる、ということは

 

あるかと思いますが)。

キョロキョロあせる

 

 

お店を経営するにあたっては

 

1回だけではなく、

 

リピートして欲しいわけですから、

 

2回目、3回目とお客さんが継続するというのは、

 

嬉しいことなのです。

 

 

また、男性スタッフ側も、自分の能力が認められた証でもあり、

 

自信もつくことでしょう。

 

 

ここで、何の問題もなく行く場合もあるのですが、

 

多く、あることとしては、

 

この後、「恋愛」トラブルが発生することになるのです。

 

それは、どうしてでしょうか。

はてなマーク

 

 

 

上でも言いましたが、

 

女性は、もともと歴史的・社会的背景として、

 

「選ばれる性」である

 

ということがあります。

 

ホストクラブや女性向け風俗などの

 

「お店」で、男性を選ぶということは、

 

女性の歴史上、なかなか珍しいことなのです。

 

こういう状況に、女性というのは、

 

慣れていません。

 

ゆえに、そうした「お店」で、

 

最初に「男性を選ぶという初めての大仕事」をやっと、やってのけた女性は、

 

その後、どうしらいいのか、

 

振る舞い方や自分の立場がわかりません。

 

 

小さい頃読んでもらった童話や、

 

漫画やアニメなどでも、

 

多くは女性が男性から選ばれます。

 

たとえ、女性が男性を選んだとしても、

 

その後は大抵、女性はその男性と結ばれます。

 

 

 

 

女性が複数の男性から、自分の好きな人を選び、

 

そして、結ばれることもなく、

 

お金を支払い続ける、

 

ある種、男女関係において、

 

自分がコントローラーを握るという、

 

なかなか稀なシュチュエーションなのです。

 

多くの日本人女性には、

 

全く未知の状況です。

 

 

 

そうなると、どうなるか?ですが、

 

振る舞い方のわからない女性は、

 

とりあえず、

 

いつものポジションにおさまります。

 

つまり、

 

選ばれる側

 

にまわってしまうのです。

 

ホストクラブで、「エース」と呼ばれる、

 

ホストにとって一番お金を使うお客の座を巡り、

 

女性が争い合うと言う状況がうまれるのも、

 

これで納得が行くことでしょう。

 

そもそも、よく考えてみたら、

 

不思議な状況なのです。

 

女性側はお金を払っている

 

お客さんであるにもかかわらず、

 

競争や嫉妬の気持ちを煽られるわけです。

 

お金を払って、感情労働しているわけです。

 

男女平等の観点からしても、

 

バランスがおかしいのです。

 

しかし、「選ばれる性」としての女性の歴史的・文化的背景からすると、

 

これは、全くおかしいことではありません。

 

女性は最初、男性を選びましたが、

 

その後、再び、

 

シャタっと、

 

「選ばれる性」

 

の席

 

に座って

 

しまったのです!

びっくり

 

 

その「選ばれる性」の席とは、

 

彼に選ばれるために、お金や感情などの面で

 

大変かもしれませんが、

 

ある種、女性には、

 

馴染みの深い場所

 

なのです。

 

 

そこに女性は「落ち着き」、

 

その「選ばれる性」という位置から、

 

様々な行動を取るのです。

 

 

2回目となるこの

 

ホスト・女性向け風俗で「恋愛」トラブルが多い理由

 

の考察ですが、どうやら、この回では終わらないので、

 

次は3回目としたいところですが、

 

それは、ホストや女性向け風俗に限らない話も含みそうなので、

 

それに的を絞らず、記事にするつもりです。

 

それは、男性が「コントローラー」を握りたがる

 

理由についてですが、

 

これをとある映画を使って、

 

見ていきますので、

 

お楽しみに♪

 

 

 

 

それでは、今日も読んで下さり、

 

ありがとうございました。