英検準二級の面接 | 梯子ダルマ オフィシャろうブログ

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ラジオネーム:梯子ダルマとして深夜ラジオにメールを送っていた、現在放送作家として働く26歳の男が書くブログです。

思ったことを書いて、賛同・誹謗中傷などの反応がきて、コメントがきっかけで会話をしたり、そんな交流が嬉しいです。

整体というか、
マッサージ的なのに通っている。

なにせデスクワークなので、
肩がコルのだ。

とても若い、27〜8のお兄さんが
僕の担当。

話しているのは、とても楽しい。

おそらく、クラスが一緒だったら
友達になっていないタイプの人だから。

通りでうるさくしている若者たちがいたら
「お客さんがリラックスできないから」と
施術中に外に飛び出して
「他所でやれ!」とキレ気味で
怒鳴り込みに行ったこともあるらしい。

金曜の夜にいつも施術を受けに行くのだが、
いつもお決まりの共通の話題は
賑やかな通りの声に耳を傾けながら
「飲んでる人たちが元気になってきたね」
「仕事してるこっちからしたら、
           楽しそうな声もムカつくよね」
といった具合。
ごめんなさい、仕事させてるのは僕です。

と、まぁ一軍の雰囲気を持ちつつ、
人間力の浅い人たちを笑う感覚は共有してる
絶妙なバランス感覚の人で、
いい意味で僕にとっては
「英検準二級の面接」と同じ、
「どうせ知らない人だし」
という気持ちにさせてくれる人。

なので、意外と心の内を話してしまう。


今日の議題は「嘘」。

最近、僕が嘘をついたから。
仕事で。まぁ、ズル休み的な。

そんな中でも美学があって、
嘘では「ゼロを100にできない」。
1は100にでも1000にでも出来る。

つまりは、ほんの少し
「ホント」が混ざってないと、
嘘はつかない。
つけない。


「インフルエンザです」と嘘つくときは、
最低でもある程度体調が悪い時。

「急遽、弟が入院して」という
言い訳をしたこともあった。
この場合は「急遽」が嘘。
三日前に入院している。
全然元気。
入院は本当。

「人狼嫌い」の記事でも書いたが、
とにかく嘘が嫌いで、
自分に嘘がつけない。

「自分に嘘がつけない」
こう書くとカッコよく見えるが、
要するに
「隠すストレスを背負いたくない」。

どんな言い訳でも嘘でも、
核の部分に“ホント”がないと
ダメなんです。
『ダメなんですよ〜』







「なるほどね。」
と言われた。















寝てた。
気付いたら寝てた。

施術後「寝落ちするスピード早いよね。」
と言われる。「羨ましい」と。


僕はこう思った。
「僕が寝たことに言及するな」と。

恥ずかしくはないか。
だって「気持ちよくて寝ちゃう」。

「美味しそうで食べちゃう」だし、
「触りたくて触っちゃう」と一緒だ。

動物じゃないか。

いびきをかいていたかもしれないし、
寝言を言ったかもしれない。
寝ていたことに気付いた瞬間、
顔が沸騰するほど恥ずかしいのだ。

「寝ちゃいました。笑」
と、僕が言うまで
僕が寝たことに言及しないでほしい。


来月、彼は独立して、
自分の店を持つそうだ。

ここ2〜3回は、
芯を食わない婉曲表現で、
要するに「顧客として付いて来い」と
説得されている。

ついて行く予定だ。


『ありがとうございました。』
「忘れ物無いようにね。」
『はい。』
「今日も荷物多いね。笑」

だから。
だから!
それも恥ずかしいのだ。
言及しないでくれ。

大の大人が大きい荷物を持って
移動していることは恥ずかしいのだ。


恥ずかしいよ。