分かりづらいので言い換えます。
「それ面白くない」って言ってる人、あんまり面白くないですよね。
僕も言いますけどね!「つまんない」って。テレビとか映画とか、それこそラジオのネタとかに対してね。でも心の中では「(笑)」を付けてるつもりなんですよ、いつも。
「つまんない(笑)」
みたいな。小さじ一杯勢いも加えますか。
「つまんない!(笑)」
最後に上から躍動感をパラパラと振りかけて
「いや、つまんないわ!(笑)」
で完成です。「勘弁してくれよぉ~!」もオマケで付けておきましょう。地中海風つまらない、勘弁を添えて。そう!こういうのがつまらない。
つまり《「つまらない」という面白い事象》みたいな捉え方をしたいんです。やっぱりちょっともったいない気がしますよね、「つまんないや」で全部を切り捨てちゃうのは。
中盤でまとめてしまいますが、要するに「楽しむクセをつけようぜ」という話です。自分にとっての「好き」の射程から大幅に外れるモノにも、好きなモノとの共通点が何かひとつあるかもしれない。もしくはその《自分にとっての「好き」の射程から大幅に外れている》という事象自体を楽しむことは出来ないか?という。
ただ、僕がこの文章を書くモチベーションに『何でもかんでも「つまんないわ~」って言う奴、ムカつくわ~』という気持ちが含まれているから、説得力がない。笑
さっきの考え方をちゃんと心がけているなら、『何でもかんでも「つまんないわ~」って言う奴』のことを僕は面白がれているはずですから。なかなか難しいですね。
何かが面白くなかったのなら、せめて「面白くない」と言う行為それ自体は面白くしたいし、してほしい。心の中で思う分にはどれだけ舌打ちをしててもいいんですが、やはり公に意思表示をするとなると、それを見て不快に思う僕みたいな観衆を想定してはくれませんか?と思ってしまう。
「周りのやつなんて知ったことかバーカ」と。そんなあなたには話しかけてません。僕のブログを読まないでください!!お前なんて知ったことかバーカ!!つまんないぞお前!!
やっぱり「面白くない」ことで怒るのってちょっと損してる感じがします。つまらなかったら批難をしないで、からかってほしい。糾弾しないで、イジってみましょうよ。と言いたいわけです。
「面白い」のか「つまらない」のかは、どこまでいっても主観の問題ですが、『「つまらない」と発言する行為』に関しては、一考の余地がありそうですね。「自己主張」という単語を多用した文章になってしまいそうですが。
「面白い」の対立項は何でしょうね。 「ダメ」とかですかね。「不道徳」とか「インモラル」って意味での「ダメ」。「ダメ」じゃなければ、なんでも面白がれるようになりたいものです。
お気付きの通り、正直この文章も「面白くない」のですが、皆さんには愛ある「つまんねぇでやんの!」を期待しています。いやもちろん面白かったら「いいね!」でいいんですが。そう考えると、Facebookには愛が溢れてますね。同級生の投稿、ほとんどつまんねぇけど。