U13リーグの締め括り、ヤマトタケルリーグ参入戦へ向けて県代表決定戦があった。

結果は準決勝1-1からPK勝ち、決勝2-2からPK勝ちで優勝した。

準決勝の2試合、決勝戦の全3試合がPK戦。
4チームのどこが勝ち上がってもおかしくなかったと思う。全チームそれぞれに特長があり学ぶことがたくさんあった。

U13のこの時期に変な勘違いをする余地がない事が本当に有難かった。
良いライバルがたくさんいる。
今日の4チーム以外にも県内でラドソンU13よりも強いチームがまだまだある。この学年は素晴らしい競争の3年間になるのではないだろうか。

チームの中にも激しい競争がある。
チームが結果を出した日、悔しさ一杯の選手達のそのエネルギーが大切。
悔しくても前を向いてモチベーションが高まっていく時、選手はたくましく育つ。サッカーが深く楽しくなる。このチームはチャンスがすぐそばにある。
ただし待ってるだけでは掴めないから…
頑張っていこう。

今週末からトップリーグが開幕する。
U14の出番。

どれほどの気持ちで試合に挑めるか、まずはそれを見させてもらいたい。
毎節とことんやり切る楽しくて濃いゲームをしよう。

薄めた楽しさはいらない。

サッカーが好きで、どんどん好きになる…
そんな時間を過ごしてほしい。

それにはやっぱり逞しさが一番必要。
甘えの向こうに本当の楽しさはない。

逞しく底無しに陽気なサッカーを探していこう。

勝っている部分と負けている部分があった。


結果、勝ちきれなかった。


会場で最も素晴らしい応援を受けていたのは我々ラドソンだった。


子供達の声、太鼓の音、歓声・・・


幸せな状況で2試合を戦わせてもらいました。


本当にありがとうございました。



1試合目の対戦相手のジャグランカは2試合目も素晴らしい試合をしていた。


最後まで1点を取りに行く、諦めない姿勢と気迫があった。


2試合目のデウソンサテライトはムービングしながらのポゼッションで相手を引き出し、背後を奪う縦への速さがあった。


ラドソンも悪くはなかった。


1点にこだわって戦ったが、結局1点に泣いた。


1年間出来ることをやってきたし、結果は受け止めるしかない。



今は少し休んで、それからゆっくり選手と話したいと思う。





最終節から関西チャレンジまでの日々を何度か書きとめようかと思ったが・・・


書くことで自分の中で納得したり、何かを伝えようとしたりすることが何かを薄めてしまうような気がして結局書かなかった。


そして振り返って考えても、何ら特別な物ではなく「いつも通り」のラドソンだった。


じっくりとチーム作りをしてきたので、土壇場でバタバタしたり無理やり気持ちを昂らすこともなく・・・


上げ底の評価をする気もない。


凄いことをやり続けたわけではなく、しんどい時でも少しだけ+αで前向きに積み上げてきたという感じ。


時間はたっぷり掛かったし、選手はたっぷり走ってきた。



このチームの監督になって何年目だろう?


今期は最高に幸せだった。



だからこそ、もう一つだけ叶えたい。


このチームみんなの歓喜の瞬間が見たい。



それを明日、叶える。