釜山には2002年前後に、1年半ほど留学のために滞在していました。

 

なんとなく思い出したのですが、私はそのとき修士生だったので、ばりばり実験を行う、その前提での留学です。

 

大学寮に入ったのですが、日本人もいました。

ただ、私のように大学院での短期留学生はおらず、まわりは高校から直接大学に入った、若い学生ばかりでした。

 

そのときに、私が年上になっているわけですが、ある日部屋でその後輩であろう学生とみなで話す機会がありました。

私は

「なんで留学したいの?」

と。

 

様々な回答がありましたが、申し訳ないけれど、わたしはその日本人グループとは関わらないようにしました。

彼らが悪いとはいいません。

ただ、百害あって一利なし、えらそうですが、私はそう判断しました。

 

 

そんなことをふと思い出しました。

 

出身地、コミュニティ、出身校、第二の故郷、就職先、恋人、先生、友人、両親などなど。

人生では、人・場所など、大切な出会いがあります。

またそれはもろ刃の剣でもあることも確かです。

 

 

ふと、なかなか寝付けないベットの上で、つい最近の昔のことを思い出しました。

 

 

釜山タワーの横に黄色づく、いちょう。