2017年11月3日~5日にかけて中国深圳において、
・6th Annual World Congress of Aquaculture and Fisheries-2017
が開催されます。
http://www.bitcongress.com/WCaf2017/scientificprogram2.asp
インヴィテーションを受けたので、参加することにしました。わたくしは11月4日の10時半より、Session 205: Feed Ingredients, Additives & Aquafeedsにて口頭発表します。
タイトルは
・Production of Anserine-Rich Fish Sauce from Giant Masu Salmon, Oncorhynchus masou masou
でして、みやざきサクラマスを用いて魚醤を作成したところ、機能性アミノ酸としてしられるアンセリンを強化できたという内容です。
でして、みやざきサクラマスを用いて魚醤を作成したところ、機能性アミノ酸としてしられるアンセリンを強化できたという内容です。
みやざきサクラマスは同学科の内田勝久先生らの研究チームが、気温の下がる冬季に、河川で養殖しているヤマメを沿岸域で飼育させる(海水飼育)ことで、劇的にサイズを巨大化させる技術を開発しました。
本技術を受けて、サクラマスの新規ブランドとしての期待が高まるものの、一方で、バイオマスが増えるということは、廃棄される未利用部分も増えてくるだろう、というのが研究開始の発端です。
みやざきサクラマスを用いた魚醤開発。
今後機能性もアピールできる製品として世に送り込めたらと思っていますので、皆さんお見知りおきを。