この日も時間を確保してストに出る。
何故だろうモチベーションがめちゃくちゃ落ちている。
ナンパが怖い。
知らない人に声をかけるのが怖い。
拒絶されたらどうしよう。
変な目で見られたらどうしよう。
それでも街に出る。
どんなに不調でもどんなに気分が出なくても行動しないと結果には結びつかない。
ここは始めての街だ。
勝手がわからない。
どんな女の子がいるのかも分からない。
でもやるしかない。
お姉系の髪が綺麗な子がいた。
声を掛ける。
「すみません、HUBってこの先にあるみたいなんですけどあってますか?」
「はい、あの曲がり角を曲がればありますよ」
「どこの曲がり角ですか?いま自転車が出てきたところですか?」
「そうです」
「ありがとうございます!」
道を聞いただけだった。
心の中でナンパに思われたくないと思ってしまった。
話を聞いてくれる人に対して「なんだナンパか」と落胆されたくないのだ。
ナンパと認識した瞬間の表情を見ると心をえぐられる。
まだまだマインドが弱い証拠だ。
何度も言うようにもう二度と会わないんだから後悔の残らないようにやれ。
かなり弱気になっていたので電車に乗って移動する。
23:00 聖地
ここはタイプの女の子が沢山いる。
前回ここでストした時も理想の女の子が居た。
「レベル9の女の子」
なぜだろう。
うまくいくイメージが全く持てない。
でもやるしかない。
可愛らしい学生が居た。
後ろから追い越し左を向き右側から声をかけた。
一瞬だけこちらを見た。
女の子がすぐさま速度を落とし
自分の背中から右側に回り込まれる。
構わず右を向き話しかける。
また背中から左側に回り込まれる。
そして早足で遠くの方へ。
そんな攻防をして最後にはありがとうといって立ち去る。
目が鋭かった。
あの目で見られると臆してしまう。
気を取り直して歩き出す。
横断歩道。
ロリ系の可愛い子を見つけた。
青になり声をかける。
イヤフォンをしていた。
再度話しかける。
聞こえているようだが構わず歩く。
間接法なのでガンシカまでは行かなかった。
首を横に振り知らないことをアピールされる。
ありがとうといってその場を立ち去る。
ダメだ。
なぜだろう。
おそらく自信のなさが原因だ。
自分の中の見えない敵にいいようにされている。
帰ろうと思い歩き出す。
前からギャルが歩いてきた。
ダメ元で声をかける。
ガンシカ。
これ以上は持たない。
今日はもう切り上げよう。
電車に乗り家に帰った。
■成果
時間:1時間
声掛け:4人
■反省と改善点
メンタルがズタボロだった。
断られるイメージを増大させ見事にその通りになった。
自信の無さ。
それが一番の原因だ。
以前の成果が出た自分に対してもっと自信をもつ。
自信の無さを出来ると思い込ませる事によって仮面をかぶる。
出来ると信じこむしかない。
偽装でも何でもいい。
自信満々に見えればだれでも魅力的に見える。
■良かった点
このメンタルの中よく声をかけたと思う。
続けることが何よりも大事だ。
いかなる状況、いかなる気分でも知らない人に声をかけよう。