高校三年間を、部活と学校祭の応援団(実は団長だったんです笑)と男に費やしたとはいえ、進学校(学年の3分の1が浪人するんですっ)に通っていた私は、教室の背面黒板に

『センター試験まであと100日

と書かれた頃からは受験勉強を始めました

しかし、まじめに授業を受けたことがない私は、基礎学力はおろか勉強の仕方すら知らなかったのです

唯一私には

『なんとかなるさっ

という根拠のない自信だけがありました。これこそ全く要らないもの、むしろあってはならないもの

その後の私はご察しのとおり、基礎学力ゼロ※でセンターの問題集にとりかかるは、英語はフィーリングで解いて、単語も文法もやりなおそうとはしないはで、やってもやっても一向に身に付かない学習方法に疑いすらもたなかった日々を満足気に送ってました。

私が自分自身の体験と塾の生徒をみていて気づいたことを踏まえた上でいえることは、


①自分のレベルに合った勉強をする

②根拠なく解いてたまたま正解しただけなのに『できる』と勘違いするのは、とても痛い


ということです。①番は例えば、基礎学力をもたないひとが、時間がないからといって実践的な応用問題を解いたとしても、これはやっても×2成果はほとんどあがりません。面倒と思うかもしれませんが、教科書に戻って基礎学力をつけたうえで、徐々にレベルupしていきましょう。土台が不安定なところにいくら積み上げようとしても、大抵はうまくいきません。急がば回れですっ ②は本人が気づいてないことが大半なので、周りのかた(例えば塾の先生方)が気づいてあげてくださいねっ


※どれくらいかというと 〈解と係数の関係より〉 とかいてある解説が全く理解できなかったレベル・・・その公式の存在すら知らなかったからね

 小学三年生から中学校までソフトボール部、高校ではハンドボール部に所属していた私。高校で不完全燃焼に終わってしまったハンドボールを大学生になったら思いっきりやろうっ そのことだけを励みに、耐え抜いた浪人生活。。。のはずが、

『ないっっっつ』 

 気づいたときには時既に遅し。合格発表から二日たった日のことでした。両親に八つ当たりをし、一気に堕ちました(罰当たり者っすね~)そんなとき、私の人生を変える、お姉ちゃんの一言が・・・・・・・・・・


『まさきが、ラクロス部に入れば~って言ってたよ』※まさき=姉の彼氏


そのときの私は病んでいたので、なにそれ?むかし観月あ○さがドラマでやってたアレ?程度にしか思いませんでしたしかし私は意外と影響されやすい 人なので (良く言えば素直、悪く言えば・・・) 気づいたらラクロス部に入部届けを出していました

今思えば、まさきの一言がなければ、決して始めることのなかったラクロス

ここでひとつ、人とのつながりって大事だなぁとしみじみ思いました。
今度まさきに会ったらちゃんとお礼いわなきゃねっ

こんなに素晴らしいスポーツに出会わせてくれたんだからっ

塾で教えている生徒たちがいよいよ自分の決めた道に向かってラストスパートをかけはじめています。そんな生徒たちの姿を見て、二年前の自分を思い出しました。私は、高校三年間を部活と学校祭の応援団に費やしたので、(あと男かな笑)大学生になるまでに人より一年余分に時間がかかりました。しかし、その一年間が無駄だったとは、今の一度も思ったことはありません。あの一年間があったからこそ、今の私があるからです。もちろん現役で見事に合格を手に入れた人たちは素晴らしいと思います。しかし、今回は力が及ばず、浪人しなければならなくなってしまった人も落ち込んでいる暇はありませんよっでも、やっぱり『なんで私が・・・』と鬱になってしまうときもしばしば訪れると思います。そんな受験生(もちろん現役生もっ)を少しでも励ますことができたらなぁと思い、このブログをはじめようと思います。