今となれば、母が私を愛してくれていたと実感していますが、子供の頃の私はまるで真逆に母の思いを捉えていました。
私は両親にとって初めての子でした。
なので、当たり前のことですが、父も初めての父親経験ですし、母も初めての母親経験です。
ですから、あたふたしたり、大事に思い過ぎて過保護になったり、『可愛さ余って憎さ百倍』なんてことも自然に起こりうることなのでしょう。
母は、愛がとても深かったです。
深過ぎて、自分と私との距離感のバランスを崩したのかもしれません。
ご近所の子や私のお友達と比べては、「なんであなたは◯◯ちゃんのようにできないの」と叱れたり、「どうしてお母さんの言う事が聞けない悪い子なの⁉︎」と、怒鳴られたり。
そんな時は、怒りの感情をぶつけてくるので、その形相といい怒鳴り声といい、恐怖でしかなかったのを覚えています。
いつもお母さんは私を怒っている、というイメージがどんどん強くなっていきました。
子供にとって、両親は生きる全ての存在です。
そういうことを、頭ではなく、感覚で子供達は知っています。
なので、私の言動で怒っている母を見て、私は捨てられるんじゃないかといつもビクビク怯えていました。
私のことを嫌いなんだと認識していたので、とても怖かったです。
そして夜になると、私は生まれてきてはいけない子なのに、生まれてきてごめんなさい。と、泣きながら神様に謝っていたのを覚えています。
私は母に愛されていたのに、愛されていないと感じて生きていました。
これが、大きなトラウマ、インナーチャイルドになっていったのです。
続きはまた後日書こうと思います。
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〜今は辛くても大丈夫!心に笑顔を〜
笑顔を引き出す心浄術ヒーラー 池田知栄子
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