キングコングを見ました。
ハリウッドのアクション物は当たりはずれの差が大きく、キングコングもどっちかというとはずれっぽい感じがしていたけど、とりあえずネットの評判を見て、見るか見ないかを決めようと思い、ネタバレの少ないキングコングの感想を見てみたら、でかい猿が大暴れしておしまいって感じではなさそうだったのでDVDを借りて観ました。
結果を先に言うと、はずれではないですね。
大当たりってわけでもないけど、満足度80%くらいな感じ。
ハリウッドのはずれ映画の特徴はというと、最初から最後までド派手なドンパチやりまくってるので途中で飽きるというパターンなんだけど、ドンパチだけって面白くないよね?
特にセリフが少なくてアクションばかりの映画だと、間違いなく途中で寝てしまいそうになる(笑)
キングコングは、派手なシーンもあるけど、そればっかりじゃないって感じがよかった。
あと、映画で気になるポイントがCGのリアルさなんだけど、CGもしっかりリアル感があって良かった。キングコングがまるで生きてるみたいだった。
では、何が減点なのかというとストーリー性が弱いところかな。
映画の内容は、キングコングが突然現れて、それを人類が撃退する話とかじゃないし、巨大な敵性生物が現れて、それをコングが退治する話でもない。とある島に行ったらコングに会ったという話なんだよね、簡単に言えば。
コングから追われて、それから必死に逃げるとか、そんな緊張する展開がほしかったな。または、コング対人間で戦って、最初はコングにやられるけど、だんだん挽回して最後は仲直りする、またはコングを逃がしてあげる、みたいな。
基本的に、ジュラシックパークみたいな感じなんだけど、ジュラシックパークの方が恐竜に追われてる感があってハラハラドキドキで面白かった。
でも、もし、おれみたいに見るかどうか迷ってる人がいたら、観ることをおすすめします。

