第30回萩往還140レポ12(一升谷) | フルマラソンだっちゃ

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運動経験0のらきの特技はのんきに走ること。興味とあこがれからはいっちゃったランラン生活。ブログタイトルから世代がわかるよね。

トレイル区間の右足はただ痛い。
故障というより痛むというか。
力を加え続けると故障するだろうなというか。
トレランポールを持っててよかった。
右足の筋肉を過保護にしながら
黙々と登ったり下りたり歩いたり。

一升谷では
下り(往路)で好きだといった景色なんか見ていない。
ただ自分と周囲の足音と川の音。
しんどいから呼吸を早くすると
余計疲れる。
なるべく静かに呼吸をする。
なんて
無の境地でいると
「さぁ〜みんなで絶対ゴールするよ!行くよ!」
と 明るい声が後ろから聞こえてきて
女子数人の集団で70kmと140kmのゼッケンが混じっている。

その中のお一人が声をかけて下さった
「昨日、更衣室で一緒でしたね 鯖ベスト着てはるから覚えてました。」
すると そのお隣の方が
「本当だ! 鯖ベスト。それ活用法がわからなくて話題だったんですよ。」

私が陶芸の村で脱がなかったベストのことです。
去年の鯖街道ウルトラの記念品。
ここで 
春のダイトレで気温不安定時の山で
体温調節がしやすいことを発見した旨をお伝えする。
山口の萩往還道で京都の鯖街道。
不思議な縁だなぁと思ったが
ゴールした時
スタッフさん何人かにも
鯖ベスト!って声かけられた。
おそるべし 鯖ベスト浸透率。

この更衣室で一緒だった方とは
偶然 翌日 新山口へ向かう電車で一緒になる。
更衣室の時に防府区間の道のことを尋ねられていたので
「道は大丈夫でしたか?」と聞いたら
第一ウェーブでスタートしたのだけど
道が不安なところでは待って
でも今年の140は初参加の方が多いから
みんな同じようにわからなくて
わかる人が来るまで待つから
だんだん大所帯になって走ったと。
ああ それで 人が固まるから
私の前後に誰もいなくなってしまってたんだと
夜の謎が解けた。
団体走が苦手な上
右足の問題で終始ペースがバラバラな私を
走ることに集中できるよう
一人にしてくれたのは「完全ガイド(芸者版)」でした。

 

※117km/140kmの部