東京マラソンの余韻 | フルマラソンだっちゃ

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運動経験0のらきの特技はのんきに走ること。興味とあこがれからはいっちゃったランラン生活。ブログタイトルから世代がわかるよね。

東京マラソンは
さすがに大きな大会なのだと
改めて思っているこの一週間。

アメーバーは
コメントやペタをたどって
ネットサーフィンができる。
通りすがりの出会いがあって
そして
きになれば、過去記事をたどることによって
さらに深く知ることができる。
その方についたコメントやペタから
また次々と

こういうマラソンがあったのかと
びっくりしたし
楽しかった。
本当にすごいな東京マラソン。

東京マラソン! 完走できるのか???

他にも
こちらのコメントやペタからつながって
たくさん通りすがりでのぞいているのだけど
コメントを残せなかったので
本当は全部残したかったけど
きづいたのが東京マラソン数日前からのおっかけだったから
次から次へと
いろいろな東京マラソンを走られた方のブログを
浮かれたようにサーフィンしていました。


自分のことも書いておこう。

私の初マラソンは東京マラソンとは
正反対の篠山マラソンです。
おおきなお祭りではありません。
でも篠山にとっては春を呼ぶ儀式のような大会です。
ただ広がる冬枯れの田畑、山にむかう一本の道路
色とりどりのランナーの列が前にも後ろにも
おおきくひらけた視界の限りつづいている。
初めてみた時になんて光景なのかと
泣きそうになった。

応援の人はその間あいだに
子供達、お母さん、子牛、地元の高校生
おばあちゃん達は寒いのに毛布やらコートやらにくるまって椅子を出してきて座っている。
にこにこと笑いながら、拍子をとっている。

私設エイドの距離看板はフライングしてるし(笑)
お酒おいてあったり、
黒豆おにぎり、子供たちはチョコ、あたたかいミルクティー
お盆やざるに色々もって手にしてもっていてくれるお母さん。

公認エイドは名物しし汁 火を炊いて温めてくれる。
食べたいけど 走っている最中にしし汁は私にはまだ無理だった。
ゴール後にもいただけて嬉しかった。

30kmまでがとにかくゆるい坂で
「30kmからがマラソンです」ってきいてるのに
なかなかたどり着けない。
私の初マラソンはいつはじまるのかって何度も思った。
その一番たたかっていたとき、
ちいさな女の子が
リボンと色紙でつくったハート型のメダルに飴ちゃんはりつけて
手をさしのべて応援してくれた。
余裕がなくて手をふるしかできなかったけど
もらえば よかったと今でも思っている。
翌年は絶対もらおうと思ってさがしたけど
いなかった、
その家はあった
女の子もひとつ大きくなったのだろうと思った。

大阪ハーフがその年の一番の目標で
そこに照準をあわしたら
二回ハーフを走ることになる。
だったら
ついでにフルマラソンも走っておこうと思って
申し込んだ大会だった、
大阪ハーフの後、左ふくらはぎを傷めて
あまり走ることができなかった。
目標は達成したし、
制限時間5時間のフルマラソン。
7m/1kmで走っていればゴールが来るのだから
なんとかなるかと思ってスタートラインにたった

実は前日のテンパッて外科にいった(整形外科とのちがいもわかってなかった)
先生は家の主治医さんなのでそれでも診てくれて
走られるなら走って来たらいいといってくれた。

ゆっくり走るのも練習しないといけないのだと
走りはじめてきづいた。
大阪ハーフにあわせて5.5/1kmの練習ばかりしてたから
どうやっても6.5m/1kmより落ちない
落とすと逆に足が痛くなる気がする。
つかれてスピードが自然に落ち着くまで
そのまま走るしかなかった、
途中で一回ストレッチをした。
あんまり喉がかわいて、自販機でドリンクを買った。
ラスト2km
野球少年とハイタッチをして元気をもらった。
笑ってゴールした。
家で心配している家族にメールした。
その時はゴールしてもまだフルがすごいという実感はなかった。
とにかく走ったらゴールしたのだという感じ。
今となって こんなに色々大切なことを記憶しているのに、
レースメーク(その時はそんな言葉は思ってなかったけど)できない自分は
まだフルを走ったとはいってはいけないような気もしていた。
初のくせにえらそうに(苦笑)
フルはすごいのだなと今は本当にわかる
まだ、レースメークなんてできるところにはたどり着けさえしない。
今年、7回目のフルを走って
やっと42.195kmの距離を実感できた。
それまでは長いと思っていただけ。

今年、東京マラソン初マラソンランナーさん達の
ブログに出会えて本当によかった
私が辿った初マラソンランナーさんは
ナイスランの感動にひたられながらも
次は 次に東京に当選をしたらって書いてらっしやる方が多い。
それも不思議。

いろいろな道がある。

その熱がどの方向にすすむかもひとつの道にかぎらないってことですね。

篠山は二年続けて走って4時間半を切る自信をもらって
泉州マラソンに挑戦をかえた
でも
私もいつか絶対
篠山に還りたい、
一番の本当の夢だけど
それは今じゃない。
来年は、東京当選したくなったし(笑)
いや
足の調子が順調にいけば
トレーニングつんで
名古屋国際を本気で狙いたい。
あわよくばすぎなので狙っても走られるのは
さ来年?
じゃな篠山を走るのはいつだろう。
心にはいつだって思っている 私のマラソンの故郷。
還って 次こそは黒豆おにぎりもしし汁も食べる。

明後日は第32大会ですね。
篠山走られた方のブログをまたサーフィンしようと思っています。