こんにちは
今日は、税法論文のテーマ選びについて振り返りたいと思います。
私の指導教授によると、テーマ選びは、1回で決まらないことが多いらしいです。
これ!と思って、判例評釈や、文献を集めて書き始めても、途中で行き詰まり、そのテーマで書くことを断念することは、よくあるそうです。
でもそれは、決して無駄ではないとのことでした。
段々と要領よく、資料を集めたり調べたりすることができるようになるからです。
私も1回では決まりませんでした。
法人税法の講義でとりあげられた判例について興味を持ち、実務でも経験した分野だったので、このテーマでいこうとたくさん資料を集めたのですが。。
最終的に何が書きたいのかが見えてこず、断念しました
1年生の秋学期のことでした。
ちょっと途方に暮れましたが、気を取り直し、本当に書きたいことを探した結果、消費税法の判例から掘り下げることに決めました。
消費税法は、税理士試験でも深く勉強したので、判例や問題点が頭にすっと入り、興味を持って調べていけると思ったからです。
1年以上かけて向き合うことになるので、そのテーマに強い興味を持たないと厳しいですが、私にとっては、その対象は消費税法かなと思いました。
でも、消費税法は歴史が浅く判例も少ないので書くのが難しく(と、教授から言われました)、どの論点に焦点を当てるかが2年生の秋学期まで定まらず、まさに悪戦苦闘しました。
学者の意見を理解し、整理しながら、自分はその論文で何を言いたいのかを毎日考え続けていました。
方針が定まると一気に書いて、今度は文字数が多くなりすぎてしまい、どこを削ってすーっと一本の筋を通すかを考えるのにまた時間がかかりました。
指導教授は、
・これまで誰も書いてない新たな視点から書くこと
・最初から最後まで一本の筋が通る論文にすること
この2点を口酸っぱく言っておられました。
その2つを達成するため、あーでもない、こーでもないと悩み、悶々としていました。
最後の最後に(提出期限ぎりぎりに)、自分なりに精一杯の修士論文を書き終えることができました。
教え子のために寝る間も惜しんで熱心に指導してくださった指導教授には本当に感謝しています。
お読みいただきありがとうございました