子どもたちの声が消え

1番星が輝き始める夕暮れの空

私を包み込む

静かな時間

ひんやりとした空気

時が止まる


カラスの親子が山へ帰っていく

山際にひろがる黄金色の絨毯

遠くに明かりがポツポツと点在

白い煙が立ち上る

帰りを待つ温かい光


私はの美しい里を守る案山子

龍神様を山に案内する案山子


明日も皆の幸せを願う