カゼル鼻整形 （Cartilage gel rhinoplasty）
カゼル鼻整形は？
カゼル整形は自家軟骨（耳介軟骨、鼻中隔軟骨、肋軟骨）を
細かく刻んで注射器に入れて鼻筋や鼻先に入れる手術方法です。
この時、単純に耳介軟骨だけ入れることではなく、
自家血液で分離した繊維素凝縮液を同時に入れますが、
繊維素凝縮液は自家軟骨のかけらが散らないように粘度を高め、
軟骨生存に必要な成長因子などが含まれているため、
自家軟骨の生存率を高める作用をします。
カゼル鼻整形の長所は？
１．手術が簡単で、回復が早いです。
鼻先だけ高くしたり、鼻筋を部分的にだけ少し高くする手術なら、
鼻の穴の中に1cm程度だけ切開した後、
まるでフィラーを注射するように注射器を使って軟骨を注入します。
実際の手術時間は15分~20分しかかかりません。
２．安全です。
異物ではない自家軟骨を使うので、炎症が起きたり、拒絶反応が起きたりしません。
フィラーのように注射しますが、フィラーほど粒子が細くなく、
血管の太さよりも粒子がもっと大きいので、
血管への注入の心配はありません。
そのため、フィラーのように皮膚壊死などの副作用が起こる心配はありません。
3. 永久的です。
吸収されてなくなるフィラーとは違い、
カゼルの自家軟骨粒子は体内で血液供給を受けて生存し、
体の一部として持続します。
ですが、永久フィラーとは違って除去不可能だったり難しくはなく、
必要であれば自家軟骨のように削ったり、除去することもできます。
4. 形が自然です。
カゼルコ整形は細い軟骨粒子を注射器で注入して鼻の形を作る方法なので、
プロテーゼや他の軟骨移植物のようにとがったり、
境界が際立って見えにくく、形が柔らかいです。
5. 繰り返し施行することもできます。
時間が経って、鼻先や鼻筋をもっと高めたいしたら、
もしくは、ある特定の部位を補いたいのであれば、
追加でその部位に軟骨粒子を補えばいいので、
複数回の手術でも問題ありません。
カゼル鼻整形はいつから始まりましたか?
軟骨を細かく刻んで鼻先や鼻筋に入れる方法は、
すでに2000年度にトルコのErolという医師が論文で発表しています。
Erolは約2000人の患者から手術した結果を発表しましたが、
この論文は世界的に大きな反響を呼び、
多くの医師がこの方法を真似するようになりました。
Erolの方法は「Turkish delight」と呼ばれる方法で、
刻んだ軟骨を散らばらないようにサージセル(Surgicel)という
網のような医療材料で包んで、
これを鼻背や鼻筋に入れる方法です。
その後、Daniel RKという鼻整形で
有名なアメリカの整形外科医がErolの方法を改良し、
人工材料であるサージセルの代わりに
自家側頭筋膜を利用して刻んだ軟骨を包むと、
軟骨の生着率がはるかに高まるという
研究を2004年に発表し、この論文も世界的に大きな反響を呼び起こしました。
アメリカやヨーロッパの整形外科医は、
シリコンやゴアテックスなどの人工保形物を
鼻に使うことを極度に敬遠するため、
現在のところ、アメリカやヨーロッパで鼻筋を高める方法の中では、
刻んだ軟骨を側頭筋膜に包んで鼻筋に挿入する
Danielの方法が最も広く使われている方法といえます。
Tasmanの方法
Danielが側頭筋膜を利用した方法を発表した後も少し変形した方法が発表されましたが、
その中でも最近出たもう一つの方法が2013年にTasmanなどが発表した
医療用組織接着剤(tissue glue)を
刻んだ軟骨に吹き付けて固めた後、これを鼻筋に挿入する方法です。
このようにカゼル鼻整形は非常に最近開発された新しい鼻整形治療法ですが、
すでに世界的にも多くの鼻整形専門家が使用しており、
特に保形物の使用抵抗があるアメリカやヨーロッパでは
最近最もよく使われる鼻整形方法です。
したがって、すでに多くの研究結果が発表されており、
その安定性と長期的効果についてもすでに良い結果が多く報告されています。
しかし、韓国ではシリコンの保形物を用いた鼻整形が流行っているため、
まだこのような方法は広く使われていないのが実情です。
最近ではより改良された方法が使われており、
現在ラボム整形外科で使われている
「カゼル鼻整形」方法は、
最新改良された方法で、
従来使われていた医療用接着剤が持つウイルスやプリオンのような
病原体に感染する可能性を排除するため、
自家血液から抽出した繊維素接着剤を使用しています。
ラインでもカウンセリング行っております
Line : labomps
日本語対応可能です
ホームページ：http://jpevent.labomps.com/
鼻整形クリニック：http://jp.labomnose.com/