どうもラボ店長です。
やってくれました鈴木たろうプロ!
2015/12/5.6マカオで行われた世界麻雀大会、「ワールドシリーズオブ麻雀」(以降WSOM)
参加費HK$8,888 (約142,000円)
登録費HK$775 (約12,000円)
参加人数221人で入賞32位からなのですが堂々の2位となり、見事賞金HK$293263(約4660000円)をゲットしました!
これ凄いですよね、日本全国の麻雀関係者約8割の年収の額を2日間で稼いでしまいました。ちなみに自分も関係者ですがかなり盛って試算してます、手取りでこんなにもらえたら麻雀関係者もっと頑張ってますよ!
僕は21のときラボを当時オーナーYと三重県四日市にオープンさせて今年で30になりました。今回WSOMに参加されていたプロの方も何名か来ていただいた事がありました。
最近では地元の同級生の麻雀プロの結婚が決まりましてとても喜ばしいのですが「希望が持てる話題だなあ、俺も頑張ろう」と「大丈夫かな?」が60:40くらいで占めてます。
同じ年代の方、特に20代が30歳を意識したときに一度は考えたことがあると思います「仕事も趣味も麻雀のままでいいんだろうか?」と
麻雀はスポーツと同じく、プロとして普段練習して技術を磨いて競いあって観客を沸かせる「競技」です。
でもスポーツ選手は華やかで印象が良く生活も豊かですが、麻雀プロや雀荘メンバーはそういうイメージにはまだ全然到達していません。してほしいけど。
また、麻雀と同じ卓上競技(マインドスポーツ)である囲碁将棋はプロ同士での対局や大会に賞与があるのに対して、麻雀はプロのリーグ戦や大会に対して賞金と呼ばれるものは基本的には無いですよね。
さらに最近よく比較されるポーカーですが、先日クレイジージャーニーという番組でポーカーの
木原プロ(WSOPというWSOMのインスパイア元、ラスベガスで毎年行われる世界ポーカー大会の優勝者の方)
がポーカープロの周知と社会的地位の向上について話していましたが、日本人人口が少ないだけで、世界的に見ればプレイヤー数やポーカープロのほうが麻雀界より多く社会的にも安定してます。ラボの関係者ですらポーカープロで生活していましたし、実はこれからポーカープロで生活する予定の人もいます。
そんな情勢の中、今回入賞された
・準優勝の鈴木たろうプロ
・直接エントリーではなく予選から勝ち抜いた多井隆晴プロ
・きっと良いルポマンガを書いてくれるであろう片山まさゆきさん
の活躍は、麻雀界にかなりの夢と希望をもたらしてくれました!
個人的には
・今回のWSOMに関して早々と数々のプロモーションを手がけ、雀サクッの楠田社長が「麻雀web界の諸葛亮孔明」と評した麻雀王国(麻雀ウォッチ)のtarooさん、
・初期のWSOMから広報を行っており通訳、仲介、SNSを担当されているであろうジェンプロ
の活動も大きいと思います。
それらが重なり見事今回の大会で
「大好きな麻雀をずっと頑張っていたら技術も評価され、晴れ舞台で活躍出来て、相応の報酬も入る」
という正に一流アスリート、一流アーティストのようなストーリーが麻雀にもあるんですよ!ということを表現してくれました。見事Yahoo!記事にも載りましたね。
マカオの記事をSNSで見てると「ルールが違うからちょっと…」とか、最近プロの方に対して「マカオとかポーカーとか人狼とか麻雀以外の事なんて話題にせんといてくれよ」とかの意見もありました。
この件に関してはちょっとアツくなりそうなのでこれはまた別の機会に。というかルールなんて全国に7~8000店あるといわれる麻雀店ほとんどで大体少しは違うでしょう。ラボなんて東天紅ですよ!
ということで
「日本全国の麻雀関係者に現実的な面、一攫千金的な面、で大幅に夢と希望をもたらしてくれてありがとう!正真正銘の麻雀プロだと思います鈴木たろうプロ!」
が今回のマカオのWSOMに関する感想でした。来年からは予選も増えるのではないでしょうか。ではまた(^o^)/