発表会本番――すべてを出し切ったその日
12月14日(日)、いよいよ発表会当日。
午前中から実行委員会が開かれ、
「どんな発表会にしたいか」
「そのために自分たちができることは何か」
などを話し合い、
全員が気持ちを整えて臨みました。
緊張と期待が入り混じる中、
舞台の上では、
これまで積み重ねてきた一人ひとりの想いが、
言葉となり、動きとなり、歌となって、
しっかりと表現されていきました。
発表を見た方々からは――
「迫力があってよかった」
「歌で物語を振り返っていたのが良かった」
「役の表現力がすばらしかった」
といった感想が多く寄せられました。
表現することの面白さ、仲間とつくることの楽しさが、舞台全体に満ちていたのだと思います。
子どもたち自身が語った
振り返りの言葉
発表後、子どもたちは
口々にこう語っていました。
「楽しかった!」
「達成感があった」
「やりきった!」
「セリフをもっと早く覚えておけばよかったな…」
「CDをもっと聞いておけばよかった」
反省も、喜びも、すべてが
「本気で向き合ったからこそ」出てきた言葉。
そして何より印象的だったのは、
活動の最後に一人ひとりが語った、
「十五少年を通して学んだこと」でした。
「希望と絶望に立ち向かう勇気と仲間」
「人は誰だって成長できる」
「すべてがうまくいくわけじゃないけど、協力すれば何とかなる」
「個々の力は弱くても、協力すれば大きな力になる」
「困難に向き合うことで、自分も成長できる」
「仲間とだから、挑戦できた」
「挑戦することで、道が見えてくる」
これらの言葉には、
子どもたちの成長がにじみ出ていました。
「仲間・協力・挑戦=成長」
15少年を通して
子どもたちが伝えたかったテーマは
「仲間・協力・挑戦=成長」
そのテーマにふさわしく、
一人ひとりが自分の力を出しながら、
仲間とともに「つくる」という経験を通じて、
確かに成長していきました。
失敗しても、迷っても、やり直してもいい。
お互いに認め合い、支え合う中で、
子どもたちは安心して表現し、
自分の言葉を持つようになっていきました。
今回の活動を通して、子どもたちは
「伝える力」「聴く力」「信じる力」
を育てていったように思います。
そして、それらの力は、この発表を超えて、
これからの人生の中でもきっと
大きな支えになるはずです。
最後に
「十五少年漂流記」という物語を通して、
子どもたちは自分たち自身の物語を
つくっていました。
年齢も経験も異なる仲間たちが、話し合い、
表現し、悩みながらつくり上げた作品には、
台本には書かれていない本当の気持ちが
込められていました。
会員保護者の皆様、
これまでご家庭でのご理解とご協力、
本当にありがとうございました。
これからも、子どもたちが挑戦し、
成長していける場を、
共につくっていけたらと思います。
― お読みいただき、ありがとうございました ―
