こんにちは。


英語教室ラボ・パーティの

荒川明美です。



英語教室を開くかたわら、

小学校で英語の先生もしています。



小学校の英語の授業で。



5年生の男の子。でも、知能は低くて1年生くらい。学校も来たりこなかったりで、学校生活にも慣れていない。



英語の授業が始まる号令がかかっても、立たない。挨拶しない。机の上には塗り絵。恐竜を丁寧に塗っている。



という子がいます。



私が近くと、教科書を床に落として、やらないぞ、と威嚇 笑



さあ、どう声をかけたでしょうか?



A

「いつまでそんな幼稚なことしてるの?ちゃんと授業中を受けなさい。教科書拾いなさい。塗り絵しまって。学校は勉強するところです。遊びに来るなら帰りなさい。」


B

「なんの塗り絵?あ、恐竜か!どれが一番好きなの?めちゃくちゃきれいに塗れてるね。」




おそらく、Aを読んだ時、

あなたの心はギュッとして、

ちょっと苦しくなったと思います。



Bだったら、ほっとしますよね。



私が言ったのはBです。しかも、教科書をさりげなく拾いながら。一緒にやろうね、のメッセージです。



時間がなくてどの恐竜が好きなのかは聞けませんでした。でも、その子は1時間ちゃんと席に座っていて、たまに興味のあるところだけは授業に参加していました。



この授業なら参加してやろうかなと自分から思うところが1か所でも2か所でもあれば嬉しいなと思います。



そのために、まずは居心地のよい居場所作りから。その子のことうらやましいと思う子もいるかもしれないけど、だいたいの子は自分の発達段階に合った成長の方を望みます。



順調に成長している子なら、1年生扱いをされたら嬉しくないですし、塗り絵を授業中にまでやりたいとか成長のチャンスを棒に振ってまで遊びたいとか思いません。



その子に合ったたペース、大人を信頼する声かけがあるはずです。



もし、本当は能力が高く、自己コントロールもできる子なのに、ふざけてしっかりやっていなかったのならAで叱ったでしょう。



その見極めが大切。



心が折れてしまうほど、つらい何かがあったのかもしれない。それなら、Bで声をかけながらどうしたのか探る声かけになるはずです。



子どものやる気は、大人との信頼関係があってこそ構築できるもの。



怒る前に、どうしたのかな?と

観察してみてくださいね。










 
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