今日は非常に胸にどきゅんときた私にとって大事な記事を見つけたので紹介しておきます。
会社での出世に関してです。組織にありがちな話ですが、ものすごいパフォーマンスを出してミッションはクリアしているにも関わらず、今一歩出世ができなかったパターンと失敗したにも関わらず誰よりも出世したというパターン。
あるんですねやっぱり・・・
ということで、下記を読んでみてください。
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先日、もうすぐ定年を迎えるという男性と食事をしていた時のことです。
彼は大きな組織で、それなりには偉いというポジションについています。が、今の地位に十分満足しているのかというと、そうではないという話になりました。本当はもう少し出世していても良かった、しかし後になってみると「ああ、あそこがターニングポイントだったのか」と気がついたと。
そのターニングポイントは多くの場合、四十歳代前半に訪れます。
今週は、会社の中で求められていることを、それこそハイパフォーマンスでクリアし続けてもなお、出世の道を閉ざされてしまったケースと、逆に、与えられた課題で失敗してしまったにもかかわらず、結果として大出世を遂げたエピソードを比較。
これからターニングポイントを迎える年齢の人にも、今渦中にいる人にも、どちらにも参考になるかもしれない、ちょっとしたお話を。
●与えられた課題を完璧にこなした後に訪れた悲劇とは?
組織の一員として働いていると、その組織から要求されることを達成することが重要かつ、それがすべてだと勘違いしがちです。もちろん、年齢が若い人たち(新入社員から若手と呼ばれる世代まで)は、まず言われたことをキチンとこなすことが、何よりも重要です。
若手の中には「私の力量はこんなものではない。もっと活躍できる場所があるし、私はこんなことがやりたくて、この会社に入ったのではない」と、怒っている人は少なくありません。
けれども、それはまず言われたことをクリアしてから、怒らなければならない。それができていないから、ちょっと年次が上の世代から「イマドキの若いヤツらはダメだ!」と非難されてしまうのです。すみません、話が横道にそれました。
若いうちはそれでいい。しかし中堅以上の世代になると、言われたことだけをやっていてはいけないとアドバイスされることが多くなります。ところが、これがなかなか難しい。
そもそも言われたこと、つまり組織から与えられる課題が、若手と呼ばれていた時期から比較して、格段に難易度が上がります。しかも、毎日必死に取り組んでやっと達成できるかどうかのレベル。
言われたこと以外のことに取り組むどころか、何をすればいいのか考える暇もない。そんな感じの人は少なくないでしょう。
そんな中、冒頭で紹介した定年間近の男性は、ズバ抜けたパフォーマンスを出して与えられた課題をクリアしていきました。それこそ、全社的に見ても特筆すべきレベルでの課題達成。「この分野における第一人者は自分」と自負する状態になったといいます。
同時に次のポスト、つまり一つ上の役職を視野に入れ、社内での組織作りや関係性を作る作業にも取り組んだそう。しかし、次の人事異動で与えられたポストは、組織は違えども、今と同じ仕事だったそうです。もうピンと来た人はいるはず。
そう、その課題を解決する能力を買われて、次も似たような課題を持つ組織へと送り込まれてしまったのです。企業としては当然の措置であることはいうまでもないでしょう。
課題を完璧に解決してくれる人物を、課題がある場所に送り込むことは、最も確実な課題解決方法なのですから。しかし同時に、送り込まれる人のポストは決まってしまったのも同然。少しでも出世したいと考え、今に最善を尽くした、その結果の悲劇ともいえるのです。
●結果として出世したのは、俗にいう「失敗した人」だった
「当然、与えられた仕事の先を考えて、いろいろな提案をしていました。どうすれば今の状況がもっと良くなるのか。問題を先送りしないで解決していく、そして、その後に続く人たちがもっと良い仕事ができるようにする。自分では広い視野、少なくとも与えられた課題よりも大きな部分をカバーする仕事を心がけていました」
言われた仕事を完璧にこなしただけでなく、自分を管理している上役になったつもりで日々仕事をして、必要な改善を進めていたのですから、それこそ組織で働く人の鑑(かがみ)のような存在、といっても過言ではないでしょう。
しかし結果としては、自分の思い描いたキャリアにはならなかった。このエピソードを聞いて、ピンと来た別の話があります。それは、もっと出世できなかった人が、出世した後輩を分析したという、同じく定年間近だという人の話でした。
「自分は言われたことをこなした。そのポジションに十分に見合う働きをした。求められたことはすべて達成した。けれども、結果的に出世したのは、与えられたポジションで失敗をした後輩だったのです。納得がいかなくて当時はいろいろと考えてみたけれど、イマイチ分かりませんでした」
与えられた課題をクリアできずに、大失敗をしたけれども、結果として出世した――こういう話は、ビジネス雑誌などでもよく取り上げられています。
ある種の武勇伝の匂いがしますが、それほど珍しいエピソードでもないのかもしれません。結論として、失敗を恐れてはいけない、チャレンジすることが重要だからとまとめられていますが、その教訓めいた話は間違いだと、出世できずに後悔している人は、次のように話してくれました。
「失敗したけれども出世した、という人たちの多くは、失敗そのものが、組織、つまり上司が想定していたことよりも大きかったケースだと思います。つまり、上司よりも大きな未来予想図が描けていた、ということです」
●ストロングポイントにこだわる人は、意外に出世できない?
当たり前といえばその通りの話です。組織にはそれぞれ求められる役割があります。その役割を果たす能力があるかどうか、またそれを、何らかの形で示せるかどうかが、そのポジションに就くことができるシンプルな方法だからです。
逆にいうと、今のポジションで働ける、十分なパフォーマンスを出すことができる、ということ「だけ」を示しても、それでは出世できないということになるのです。
もちろん、出世がすべてではないので、そういうことは考える必要がないという人も多い(=組織内でスペシャリストになるのだ、という考え方はその典型的なものでしょう。私はその選択肢はアリだと思っています)はずです。なので、あくまでこのコラムは「わたしはある程度は出世をしたい」と考えている人向けだ、と思って読んでください。
ストロングポイントという言葉があります。自分の強み、とでもいえばいいでしょうか。組織で働くひとの多くは、他の人にない強みがあるからそのポジションを得たともいえるでしょう。しかし同時に、もう一段出世を考えているなら、そのストロングポイントが邪魔になってしまうこともある。
あなたが今もし、三十歳代の後半だとしたら、ストロングポイントを磨きつつも、次のステップをいち早く視野に入れてください。そして、自社で出世していくタイプの仕事ぶりを、しっかりと見極めてください。自社でストロングポイントを生かせなくても、他社ではその強みを高く買ってくれる場所があるかもしれませんから、そこも考慮していいかもしれません。
四十歳代の前半だとしたら、自分のキャリアの終盤をキチンとイメージしておくべきでしょう。ストロングポイントだけにこだわっていたら、今のポジションに留まってしまう、だけでは済まないかもしれないのですから。組織が十年先のあなたに何を求めるか、しっかりと考えるタイミングなのです。
[サカタカツミ,Business Media 誠]
<cite>http://money.jp.msn.com/news/bizmakoto/%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%AF40%E4%BB%A3%E5%89%8D%E5%8D%8A%E2%80%95%E2%80%95%E5%87%BA%E4%B8%96%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%BA%BA%E3%81%8C%E6%82%94%E3%81%97%E3%81%8C%E3%82%8B%E3%80%8C%E5%87%BA%E4%B8%96%E3%81%AE%E5%88%86%E3%81%8B%E3%82%8C%E7%9B%AE%E3%80%8D%E3%82%92%E8%A6%8B%E9%80%83%E3%81%99%E3%81%AA%EF%BC%81</cite>
会社組織の中ではこんなことがおこるんですよね。だからといって、目の前の課題を必死に追いかけることはせずに出世できる方向をみているのもおかしいはなし。
会社員って難しいし、出世争いもあまりいいものではないな・・・
http://www.morocco-pharmacy.com/