「君がいないと生きていけない。」
そう言えるのは、弱いからか...強いからか
紫苑とネズミは違う道を行き
共にいた日々を胸に生きる
顔も見ていなければ声も聴いていない
だけど、確かにいると感じて過ごす
他人を信じること、それは死を意味した
なのにネズミは紫苑を信じていると
はっきりそう言った
紫苑が変わり変わらなかったのと同じように
ネズミも変わり変わらなったのだろう
口には決して出さないが、
お互いがお互いを意識し、心配する
「君がいないと生きていけない。」
すなわち
「君さえいれば生きていける。」
恋人だとか友達だとか
そんな簡単なコトバで表せないような唯一無二の存在
『君しかいない。』
そう思える誰かに出会えた時
彼らのような関係を築けるだろか
もしかすると、もう出会っているのかもしれない...
