心にぽかんと空いた穴があまりにも大き過ぎて繕いきれません、時が解決してくれるとか言いますが時は止まったままで、ことある毎に二人で涙を流しています・・・
亡くなった翌日にエリスのオカーサンが来てくれ、全身をさすりながら「きれいな身体だね龍之介は....」と言ってくれました・・・・
今、龍之介の亡骸の一部は小さな骨壺の中に入っています、斎場で係の人が「お年寄りでもこんな立派なお骨はない」とびっくりするくらいだったので一番大きな壺でも全部は入りません、オカンは「こんなに少なくて良いの?」と確認するように聞いたのですが、思い出の方が大きいので「これで十分、龍之介もそう思ってるよ」と言ったら納得してくれました、骨壺の袋は一緒に見ようと思っていた桜の花びらが織り込まれたピンク色です、龍之介は「こんなのオイラには似合わない!」って文句を言ってることでしょう・・・
エリスが元気をなくした頃、エリスのオカーサンはオトンに「龍之介がいなくなったら次はどうします?私はもうこりごりです....」と言ってたのですが、来月には亡くなったエリスの妹分が来るそうで名前は「サラ」にしたいと・・・
彼女は跡取り息子と一緒に暮らしているので新しい子を迎えることができますが、我が家の跡取り息子は東京住まいで私達も歳ですから無理です・・・
これから先、私達がどのくらい生きていられるかは分かりません、それでも「あの子は良い子だった」と話にでる度涙を流すことでしょう・・・
現在「新型コロナウィルスルス」が蔓延しています、首都圏ではこれから多くの感染者がでると予想されています、人混みは避け運悪く感染しても他の人にはうつさないようにお互い気を付けましょう・・・
これからは私のわがままを許してくれたオカンを大切にし、龍之介に負けないよう潔く生きたいと思います。
長い間お世話になりました、多くの励ましのコメントを頂いたことで続けることができ感謝しています・・・