あの日から1年。

未だ目に焼き付いている光景は昨日の事のように鮮明なのに…


奇妙な静けさの中で鳴り響く
遮断機の警報
壊れたクラクション


車の屋根に立ち、どうすることも出来ないまま目の前を流れていく家々、車、船
さっきまでの平穏な日々が一気にさらわれて消えた瞬間


あっという間だった



それから半年も過ぎると、あの日の名残は家が有った場所をはじめ、ほとんどが更地のように片付けられた。

見慣れた景色はもう2度と戻らないし、この場所にも戻れないんだと改めて思った。




今日は1日、テレビで沢山の特番が用意されている。

この1年の間にも、地震に関する特番を沢山観た。
番組や視聴者が撮った映像の中に少しでも、自分たちの住んでいた場所が映らないかと思いながら…
実際、そんな映像を残せるような人は居なくて、ほとんどの方が亡くなってしまった所だったのだけど、


それでも結局、また沢山の映像を観る。


平気な訳ではない。
やはり、震えがきたり泣けてきたり夢に見たり。
本当はもう海の側に住むのが怖いと思っているし…


だけど、それもこれも、生きていたから言えることで自分が弱いから思うことなんだろうけれど。
周りの家族や友達のためにも、今まで通りの自分。
普通で平気でいなくては。






後ろ向きな事はここまで。
知り合いには教えてないから書けること。
ひと寝入りしたら改めてまた書こう。


私を支えてくれた、親愛なる人たちへ。

8ヶ月。




今月頭、家があった場所に行ってきた。


ちょっと離れた場所に流されていた二階部分も、辛うじて残っていた家の玄関前のタイルや隣の親戚の家。

みんな、きれいサッパリと平らになってた。



しかたないとは思っていても、気持ちはサッパリしない。


歩き慣れた道や景色、あの日の景色、どれもまだ鮮明に覚えているのに。

でも、もうここへ戻ることはない。



きっと記憶も少しずつ薄れて、いつかこの何もなくなった景色のように、ぼんやりとしたものになってしまうんだろうな…

またまたご無沙汰してしまいました。
もはや、月イチ更新。




もう半年、経ってしまったんですね。
半年が経った今も尚、自分が住んでいたところは復興の実感がないまま。

今日も1日、特番やニュースであの日の津波の映像やその後の様子を見た。
思い出すことや考えることは沢山あるけれど、逆にありすぎて言葉にできなくなってきている気もする…




何だかんだ言ってても、向こうに戻るまでにはまだ、時間がかかりそうだけど、出来ることから少しずつ、相方や友達と話したり相談したりしながらやっていくつもりです。





…いい加減、月イチにならないようにしなきゃな。






最後に
亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに、未だ避難所や離れた場所で暮らす方々に明るい未来がきますことを願って。