3.11の震災以降、被災地に知人が多い私は、携帯電話の通話とメール機能の脆弱さを思い知った。一方で、twitterなどのSNSが意外にも有効だったことを身を以て体験した。今回のこの「要請」は、ますますSNSの優位性を知らしめることになるだろう。
このあけおめ自粛要請も、震災の時のパンクと根っこは同じである。携帯電話・携帯メールは利用者が殺到するとパンクするツールなのだということを、利用者自身も理解しなければいけない。そして、SNSは異なったシステムに載っていて、同じインターフェイスから利用できるものだといいうことも知る必要がある。
これは、サービス業や教育業も同じである。みんなが、一斉に殺到し、「サービスを提供しろ」と詰め寄られても、無い袖は振れない。
利用者・消費者・学生も、全体のシステムを知って、対応する必要がある。みんなが賢くならないと、パニックがおこる。パニックは、(1)引き起こす原因、(2)引き起こす原因を作り出す人、さらに(3)引き起こす人々が居て生じるものである。3つのどれかが治まれば、パニックは回避できる。
卒論やレポートをやっている諸君も毎年、〆切間際になって私に質問やアドバイスを求めに来る。しかし、時間的に切羽詰まると、手遅れになりかねない。普段だったらゆっくりとできるアドバイスも、全員が集中したら約10分の1の時間でしか対応できない(今年のゼミ生は4年生が8人、修士課程が2人なので・・・)。
アリバイの様な卒論をやって、単位をかすめ取っていこうとする輩もいないとは言えないが、現在、私の大学では合同の発表会とポスター展示があり、教員全員で卒論のチェックを行う。そうそうごまかせないものである。自分を高めるためにも、卒論にはゆっくりじっくり向かって欲しい。ショートカットして、「自己の成長」はなしえないのだから。
それにしても作業が遅い学生が増えている気がする。とっとと図面やグラフを作ってもってきて欲しいものである。思うに、仲の良い友達ができていないと、それに歩調を合わせようとしているのではないか?でも、それは、結局は先生への提出を集中させ、先生をパンクさせることにつながるのである。
ということで、みんな卒論の原稿をもってきてくれよ~!
なお、このような記事をブログで書くことも意味がある。何故なら、極めて多くの学生が「先生そんなこと聞いてないですよ!」と、いう。本当に言っていない場合もあるかも知れない。なんせ、私も齢46である。毎年似たようなことをやっていると「言ったつもり」もありうるだろう。
このブログが良いことは、皆に平等にアドバイスが開かれていることである。ゼミ生には「ブログを見ておいてね!アドバイスを書いておくから」と、日頃から言っている。「先生聞いてませんよ!」というわれても「書いておいたよ!」ということになる。これで、この種のトラブルから解放されたのは、何ともうれしい限りである。つまりこれも、SNSを利用したパニック回避なのである。沢山の人(例えばゼミ生)の前で注意を言っても、それぞれの学生はなかなか自分に言われたことと思わない。個別に言われないと、それが自分のことだと気がつかない。しかし、このようなSNSがあれば、冷静に私からの指示や私の考えを知って、自分なりの思考を、本人が集中力を持っている時に組み立てることができるのである。
考えたい時にアクセスできる。あけおめを知りたいときに知る。そんなことができるSNS(ブログやtwitter,Facebookなど)は、将来もっと飛躍的に社会に受け入れられるだろうし、卒論指導でも活躍することだろう。
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