27回目のクリスマス

今日は記念日。

アメリカにやってきた日。
26年たちました。

そしてもうすぐ27回目のクリスマス。


26年前にこのツリーをスーツケースに入れて来た。
どこで買ったんだろう。確か地下街で
街はクリスマスでうかれていた。今とおなじように。


このツリーを出すたび私は


クリスマスが来るたび思い出すんだ
24の年のこの日を。


わたしは今年50になった。
まさか50までアメリカにいるとは思わなかった。
想像もできなかった。


海外生活に憧れていただけだ
アメリカの中に自分を置くことに憧れていただけ。


ここに住むことが幸せになれることだと思っていた


私は幸せだ。
いま、本当に幸せだとおもう。
当たり前だと言われる
自分の好きなように生きてきたから。


私と関わった人を傷つけ
自分の進みたい道を選んできた


日本という国はとても好きだ。けれど
24まで過ごした日本は私にとって、とてもきゅうくつだった。


そしてアメリカでの26年間、色々なドラマがあった。
みなと同じように。

楽しい事はたくさんあったけれど
思い出すのは辛かったことばかり。

なぜだろう。


私がいくら挫折してもここに残ったのは
私は自分が強いといつも思い続けてきたからだと思う。

自分は強い。
なにがあっても。
なにをされても。

そう思わないと海外でなんかやってられない。



毎年この日はこの曲を聴く。
24の冬を思い出しながら。






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