こんにちは!

久しぶりに映画ネタなどを。。。

今一番HOTで話題な「Argo」です。観たのは少し前で、忘れる前に書きます

主演、監督ベンアフレック。プロデューサーにも名前入ってます。

2012年映画の賞レース
最初はゼロダークサーティでしたが
やっぱり本命はリンカーンかなと思いきや
後半はこのArgoが総ナメ状態。

今年に入ってゴールデングローブ、PGA(全米製作者組合)賞に続き
この日曜はSAG(Screen Actors Guild映画俳優組合)賞をとりました。




アカデミー賞で監督賞をノミネートされなかったので
賞レースから遠ざかったのかな~と思っていたのですが

ここで一気にアカデミー賞から一番近い作品になりました。

で、そのArgoちょっと感想です。
(少しネタばれあるので注意)



ちなみに私、ベンアフレック好きではありません。

内容は、イランアメリカ大使館人質事件の話。
「Argo」とは、人質を脱出させる為に作った「嘘映画」の題名です。

とても面白かったです。
うまくベースストーリーが2時間にまとまって
ハラハラどきどき、観客を飽きさせず。
最後のエンディングもありがちですが
好きでした。

いわゆるアメリカ人が好きそうな終わり方。

この本当にあったCIAの救出作戦の現場は
映画のようにドラマ性もなく静かに
行われたんだろうな~と思いながら見ていました。

劇的に盛り上がるようにつくりやがって!(単なる私の想像です)

で、やっぱり
最近、ニュース記事で
最後の飛行機で脱出する時に
イラン側が飛び立つ飛行機を追いかけて妨害する
一番ハラハラするシーンがあるのですが

実際にそんな出来事はなかったんだーってイラン側が怒っているそうです。事実を歪曲していると。
ベースがあって映画用に脚色しているので全部が事実ではないのは当たり前。

でも、事実だと思って見るから興奮するし感動する。
最後のエンディングも、実際の人物達が出てくるし

その辺も「映画=作り物」と割りきってみないと
そんな事言ってたらきりがない。

本当にイランの子供にシュレッダーをつなぎ合わせたのか?そんな事作り話かどうかなんて、この際どうでもいいと思うのだけど


私の彼は、そういう「嘘」に感動しないので見終わった後、結構しらけていました。「あれ、ホントかよっ」みたいな。

私ももっとカナダ大使館の役割(重要な)とか
脱出できなかった人達の事とかに
クローズアップしてほしかったなと思いましたが

その辺に焦点を当てるとここまで盛り上がった映画にならなかったんだろうなとか思ったりして。



だから凄いなーと思ったんです。最初から時代風景と共に緊張感にあふれ最後までこれでもか、これでもかというスリル満載で結果は皆知っているのに、引き込まれていく。

脚本がいいのか監督がいいのか、
とにかくベースストーリーをよくここまでの話に作り上げたものだなって。それに拍手を送りたくなる作品です。そういう目で見ると物凄くよく出来た映画だなって思います。

だからこそ、監督賞にベンアフレックが選ばれなかったのが不思議。どうしてだと思います?アカデミーに嫌われてるから??選ばれたその他の監督が良すぎたから???全部観てないので何とも言えません。

色々書きましたが映画評論家達が皆言っている様にお勧め映画の1つです。




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そう言いながら私は昔からどーもベンアフレックという俳優が好きになれません。 
ジョージクルーニーとケビンコスナーも同じ。

でもこのArgoのベンアフレックは演技が上手いとかではありませんが

いいかも!と初めて思いました。

2013年アカデミー賞は2月24日に行われます。
アルゴがこのまま突き進むのか
リンカーンがひっくり返すのか
大穴があるのか

楽しみです