「The Social Network」

 

今日やっと観てきました。

 

興味深い内容でした。まさに現代の、今の映画!っていう感じです。


 

監督はデヴィッド・フィンチャー

「セブン」「ファイトクラブ」「ベンジャミンバトン」「ゾディアック」などを撮った監督です。

 

セブンつながりなのか、プロデューサーはケビンスペーシーです。

 

内容&感想書きます。思いっきりネタばれなので内容知りたくない人はココから先は見ないで下さい。






 

星星星星






 

ハーバード大学生のマークと、ガールフレンドのエリカとの口論から始まります。

 

早口で自分の理論、思考などを一方的にしゃべりまくるマーク。

そんなマークとエリカが口論になり、「あなたがもてないのは、性格が最低だからよっ!!!」

と、言い放ちエリカは去っていきます。唖然とし、怒ったマークは、エリカの悪口をネットで公開し、

ハーバードのPCをハッキングして女子学生の格付けを公開します。。。。


 

その後、ハーバードのエリート学生であるウィンクルボス兄弟(双子?)のアイディアで、ハーバードコネクションを作ろうと以来され、それがきっかけでで親友エドゥアルドとソーシャルネットワークを作っていきます。それが、2004年に誕生した「ザ・フェイスブック」でした。


 

そして、ジャスティンティンバーレイク扮するショーンパーカーとの出会いにより、フェリスブックは社会現象を引き起こす巨大サイトへ急成長します。

 

その中で物語は、親友エドゥアルドへ裏切り行為でマークは訴訟され、フェイスブック自体が双子のザッカーバーグのアイディアだったという事でここからも訴えられます。

生まれるお金が大きくなるほど人間は欲望の塊になっていく。

その辺の人間の姿も、訴訟の中で話を通して描かれています。

 

5億人というつながりをフェイスブックで作った億万長者マーク。でも、本当の友人達とは訴訟になり、好きな彼女も自分のものになる事はなかった・・・という、人間には何が大切なのか必要なのか、それぞれに疑問を投げかける映画なのかも知れません。

 

そして最後はエリカのフェイスブックを見つめるマーク。

未練がましく、友人になるのボタンを押そうとしたりためらったり・・・

そこで物語は終了。

(エリカもあんなにバカにしてたマークの作ったフェイスブックを利用してるの?って感じですね笑)

 

結局、好きな子にバカにされたエネルギーが、ここまで彼のビジネス(ビリオネラーにさせた)を大きくさせた・・・きっかけになったのねってオチ?

 

そこがニヤっとさせる終わり方。

 

GAPの服を着て、アディダスのサンダルを履く19才~の成功者は、頭は良くても根っこの所はまだティーンエイジャーのまま・・・

親友を裏切り、女性と上手く付き合うことも出来ない・・

 

これから出てくる億万長者にありそうな、現代を物語る映画、そう感じました。




 

面白かったです。お勧めです。今年のショーレースにどう出てくるか、注目です。