本は異世界への扉✨🚪
一行でも一語でも自分に響く言葉に出会えたらすごくhappyでluckyですよね💖
ブログもまたそうだと思います。
思考も感情も物の見方もみんなそれぞれ違います。
年代によっても「そういうことだったのか」と理解できたり、逆に幼少期には理解できていた素晴らしい世界観が理解できなくなったりしていきます。
先週、大雨が続く中で頭に流れてきたのが宮沢賢治さんの「アメニモマケズ」でした。
実は私が幼稚園の時に一番衝撃を受けたのが「宮沢賢治さん」だったのですがいきなり頭の中で朗読が始まったのです。
雨は恵みです。雨が降らなければ作物は育ちません。
それなのに私は大人になってあまり「雨」に感謝していなかったことに気付きました。
地球の様々な恩恵、地球からたくさんいただいてる空気や水ひとつずつに「ありがとう」
地球にありがとう!!!
さてさて私は読書が最近の趣味で特に今年前半は経済や経営書、小説をたくさん読んできていたのですが、
自分の興味のあるものをやりながらも、
もう少し自分の幅を広げていきたいと思った時に
とっても素敵なYouTubeに出会いました。
書評YOUTUBER アバタローさんのYouTubeです。
アバタローさんのYouTubeは哲学や経済書をものすごく丁寧にわかりやすく伝えてくれています。
沢山の素晴らしい良書の知識、深い理解を惜しみなく人に分け与えてくださいます。
ここまで読み解けるのは本当に人生を真摯に真っ直ぐ向き合って生きてこられた方だからこそだと思います。老若男女おすすめ出来るめちゃくちゃ贅沢なYouTubeです。
私が感銘を受けたのはこの岡潔さんの「春宵十話」でした。
手遅れになる前に知っておきたい、本当に賢い「頭」のつくり方とは?なぜ、成熟は遅ければ遅いほど良いのか?昨今の教育問題にも切り込む、世界的数学者、岡潔による普遍的人間論。
大天才数学学者岡潔さんの数学に賭けた人生。
友への愛。教育と情緒について。素晴らしかったです。
わたしが自然には選ばないであろう難解な哲学の一端に触れることができて感激しています。
アバタローさんの解説が素晴らしいのです。
岡潔さんの「春宵十話」の動画の一番最後ににアバタローさんが宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」を朗読してくださっています。
カタカナで書かれている「雨ニモマケズ」を今日はひらがなに変換して最後に載せていきたいと思います。
年々、宮沢賢治さんの素晴らしさ、深さを感じています。
今日もブログを読んでくださり本当にありがとうございました✨✨✨
雨にもまけず
風にもまけず
雪にも夏の暑さにもまけぬ
丈夫なからだをもち
欲はなく
決して怒らず
いつもしずかにわらっている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜をたべ
あらゆることを
じぶんをかんじょうに入れずに
よくみききしわかり
そしてわすれず
野原の松の林の蔭の
小さな萓ぶきの小屋にいて
東に病気のこどもあれば
行って看病してやり
西につかれた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北にけんかやそしょうがあれば
つまらないからやめろといい
ひでりのときはなみだをながし
さむさのなつはオロオロあるき
みんなにデクノボーとよばれ
ほめられもせず
くにもされず
そういうものに
わたしはなりたい