もちろん、予約して前の日にポストカードと一緒に手に入れることができた。
彼が撮ったというポストカードを見て
ああ、一緒の感性なんだな、と思った。
もうだいぶ写真はやってない。
また撮るからと言ってどのくらいの月日が流れたことだろう。
でも心が死んでるからキレイに撮れる自信さえなかったが。
さっちゃんは元気かな。
私の誕生日だった日くらい思い出してくれたかな。
さっちゃんのおかげで写真撮る楽しさがわかった。
さっちゃんのせいで写真撮るのが怖くなった。
もうあの頃の写真は何一つ残ってないんだろうな。
でもあげた写真は全部覚えてる。
思い出すだけで、会いたくなるのに
それは無駄なことで。
生きていれば必ず会えるなんて言葉嘘だ。
私は信じない。
絶対信じない・・・でもまだどこかで・・・なんて淡い期待があることも事実。
でもそれは自分を支えるためだけの夢なのかもしれない。
あの頃のさっちゃんと同い年になって
やっぱりあなたは強い人だな、と思いました。
だって私は自分を頼って慕ってくれる人を突き落として
自分のために前に進もうなんて思えない。
あの時、あなたはどんな気持ちで突き放したんですか?
私はそんなことしたら
相手の泣き顔想像して立ち直れないような傷負わせた気分になって
私まで共倒れになっちゃう気がして・・・怖いよ。できないよ。
私は、あなたが私にしたようなこと、他の人にすることができない。
でも
あなたのおかげで今の私があるのだと思う。
それはあなたからの最後の置き土産ですか?
私は生きていかなければいけない。
あなたなしでも君なしでも。
きっと底まで落ちていくだろう
でもそれは時間が必ず解決してくれることを知ってる。
大丈夫。
まだ大丈夫。
呼吸する時間
すごくありがたい一時間だった。
一緒の感性を持つ人へ
また写真でも撮りに行こうか?