当ブログのレミニセンス記事は偶然出てきたネガから遠い昔の恋人を回想し、感謝と願いを込めて書いています
こんにちは
ネガが出てきて思い出した記憶に原美術館がある
他にも思い出した美術館は…世田谷、松濤、五島、、
とくにここを思い出したのは、それは結婚前に捨てたたくさんの写真
その中に白い回廊でポーズをとったキミの写真が輝いていた
それを思い出したから…
昨日、3月15日金曜日、原美術館へ行ってきました
品川駅からゆっくり歩いて15-20分ほど、閑静な御殿山に佇む現代アートの美術館です
白い回廊のレミニセンス
♡♡
92 days to unhappiness, note
October 25, 1984 at the Gare du Nord restaurant. Regis, Annette and my mother come to see me off. He preferred not to be there. He doesn't like together.....I start to cry.
1984年10月25日、北駅のカフェにて、レジス、アネット、母が見送りに来ている。彼は来てくれなかった。一緒にいたくないみたい。(母の最後の励ましの言葉を聞いているうちに、)… もう涙、出そう
3か月間の写真の日本留学、東京へ出発の日のパリの北駅のカフェ、恋人は来なかった
美術館の前庭は
大きな樹々に囲まれた静かな空間
そこに足を踏み入れた瞬間
あのときの光景と空気が
一気に広がった
Sophie Calle, EXQUISITE PAIN
ソフィ・カルの作品展を開催
そしてギャラリーの向こうに、
あの白い緩やかな回廊が…
キミはここでポーズをとった
何もリクエストしていないのに(^^;)
そのときのポーズ
良く覚えているよ
ちょうどここで撮ったんだ…
White corridor, curved softly in the gallary
ここでキミはポーズをとった
♡♡
3 days to unhappiness, air mail
How could anyone ever be as sexy as you!
ソフィ、君ほどセクシーな女性はいないよ!
ソフィのpart 1、
unhappiness 失恋
その日までの平穏で不安な92日間
その写真と文章の作品を鑑賞して
それから中庭を歩いた
屋外展示作品の中をゆっくり歩いて、
中庭に面した
カフェ・ダール Cafe d'Art
そこで遅いランチとビールを頼んだ
テーブルから
春のような陽射しの中庭を見てると
いきなり、
Wow!
わっ!とびっくりさせる(笑)
悪戯っぽいキミがいるような、、
そんな、なんとなくふうわりした
不思議な時間が流れた
Courtyard view from Cafe d'Art
この時間が一番良かった
静かなカフェで
手を頭の後ろに組んで足をのばして…
また来るよ
♡♡
1 day to unhappiness, message
We got the following message: Mr. X can't join you in Delhi due accident in Pairs and stay in hospital. Please contact Bob in Paris. Thank you.
メッセージが届いた:X氏はパリで事故に遭い入院しているためデリーで貴女とは会えない。問い合わせはパリのボブまで
デリー(インド)で落ち合う約束だった恋人との3か月ぶりの再会はなくなった
ソフィのpart 2、
unhappiness 失恋
恋人と別れた後の心の傷
それを癒すかのように
見知らぬ他人との会話の作品が続く
いたたまれなくなって途中でやめた
見えないキミの残像とコトバ
ここではそれを追うほうがずっと
楽しい
あの部屋、"時の連鎖"、もあったよ
暗い部屋でナニしたか忘れた(笑)
・・・
白い回廊のレミニセンス
元気かな、、?
幸せでいて欲しい。。
XOXO
La réminiscence, ixprime bcbg 2019
2019/3/15
2019/3/15
Entrance of Hara Museum
ヒールの足音まで聞こえてきそうです
原美術館は来年末に閉館だそうです
とても残念ですが、楽しい思い出を残してくれてありがとう
それでは、
またお会いしましょう
Have a fun of your Weekend!
P.S.
♡原美術館 website → Hara Museum Web
残念ながら2020年12月に閉館とのこと。寂しいですね。私は現代アートはあまりよくわかりませんが、光が優しい原美術館は好きです
♡ソフィ・カル展、”EXQUISITE PAIN” Douleur Exquise、3月28日まで
♡Sophie Calle、1953年10月生まれ。東京で迎えた unhappiness(失恋)とその前後の軌跡を作品にして、1999~2000に原美術館で公開。今回はフルスケールでその再公開とのことです。ソフィが東京留学中の3か月間にパリの恋人は別の女性ができたそうです。キミが一番セクシー、とか事故で入院、とかは嘘なんですね。Part 2は他人との不幸な会話を文章にして、その過程で心の傷を癒していく、そんな作品です
♡作品は写真と日本語の文章です。入口に英語の館内用ハンドアウトがあり、私はその英語版をみながら鑑賞しました。日本人じゃない、と思われたかも(笑)
♡英文の日本語訳:TOSHIJI, ixprime
♡撮影できないので館内のショップでメモとペンを買いました
♡"時の連鎖"宮島達雄氏作品 参考web → モダニズム建築の原美術館で現代アートを観賞する
♡白いタイルの部屋、ジャン・ピエール・レイノー、もあった!ここでも写真撮った!思い出したよ
♡回廊の写真の中央の女性はカフェ入口のメニューをご覧になっているようです。偶然フレーム内に入ってしまいました。失礼しました
♡館内完全撮影禁止!これ、すごく不満(笑←日本の美術館って撮影禁止が意外に多い)。。作品はがまんするとしても、回廊、階段、中庭、を撮りたかった…でも混雑して危ないから、やっぱり無理かな、、不思議なことに帰ったら何枚かカメラに収まっていました。きっと彼女がふざけてシャッター押したんだ、と思います(笑)
♡また行くよ!
Venue at Shoto Museum, Shibuya
By: La réminiscence, ixprime bcbg 2019