「ライティング・ジャパン」へ視察に行ってきました。
昨年のライティング・フェアの時よりも多くの照明が、また測定器の展示が目を引きました。
測定器は、今までの光源と違うLED照明は従来の光源との比較ではイメージが違うから、また規格等に合わせて展示しているようです。
今回の視察での目的は、お客様より「こんなの無いの?」探しです。
1非常灯用のLED蛍光灯
2スクエアータイプの代替品(大手メーカー様からは発売されてますが高価)
3飲食店向けへの温かみの有る色(ケルビン数、またはフィルター)
4印刷業向けの高演色蛍光灯(Ra90以上)
5環型蛍光灯代替品
6養鶏場向けの電球代替LED
1については、電源が交流で非常時にバッテリーからの直流で点灯するもの。
はい、有りました。外付けの安定器が必要ですので回路、チップ等の問題が無ければ扱います。でも、マルチチップなんだなー、この商品。4万時間持たないから、どうしよーか。
2これは、色々出てましたね。
光を拡散させる「導光版」成るものの製品の進化もあり、綺麗な光が出ていました。今後価格交渉かな?
3残念ながら・・・。良い物がありませんでした。
どのブースにも代替品はありましたが、目に止まる商品は有りませんでした。
4お客様との打ち合わせで「色」を大切にする業種です。
チップの指定によりRa96と言う商品もオーダーできるメーカーが有りました。後は品質の確認ですね。でもこれもマルチチップなんですよ。
5 3社ほど展示していました。
しかし、製品として販売していない。その理由は単純に現在の器具に交換して点灯するものでは無いので、工事が必要になるので。交渉の結果、工事の必要性を理解している場所への販売ならします。と言う結果です。
6養鶏場は、鶏舎を水洗いする。
防水のLEDで、調光の可能な物。ありました。水の中に漬かっているLEDが。後は価格かな。
ビッグサイトの視察の感想ですが、どれも同じに見えてしまう。あれでは、どれを選んで良いのか解らない状態ですね。
去年より良くなったのは、「チップはどこ製ですか?」「はい、○○です。」と答えてくれました。
特許問題がありますから、この辺りは徹底しているようです。
海外メーカーのブースでは「PSE]の文字が・・・。
規格が無いのに、どうして取得が出来るのですか?
「CE(EUの推薦品規格?)を取得していますので、簡単な書類を提出するとPSEを取得できるのです」
訳の解らないお応えでした。規格についてはこちらを参考にして下さい。
そして、安全性の確認検査等は殆どしていないようでした。
「省エネ、長持ち」この事ばかりをどのブースも強調していて、「お宅の特徴は何ですか?」の質問にも「LEDですので、省エネ、長寿命です。」これが答えでした。
展示会なので、回路の話や基板、放熱設計、チップや蛍光体などの特徴を答えるかと想ったのですが・・・。
LED蛍光灯に関しては、ラ・ポルタが扱っている商品
の自信を付けさせる内容でした。
ラ・ポルタでした。
LED照明のご相談は、ラ・ポルタまで。解らなかったらごめんなさい。