終わりましたよシーズンが。


は?

ブログは?


て感じですね。

忙しかったんですよ、昼寝とかで。

結果はと言いますと、46勝36敗でレギュラーシーズン9位
プレーイン2戦目で敗退です。

昨シーズンは48勝で3位だったことを考えると厳しく映りますが、ウエストではそれが普通。むしろ昨シーズンの順位がラッキーでした。

内容はと言いますと、昨シーズンより大勝大敗が多く、大味なスコアが繰り替えされました。あのクリッパーズ戦のような熱い試合があったかというと思い浮かばないですね。しいて言うならプレーイン1戦目のウォリアーズ戦でしょうか。

一昨シーズンのトレード期間にサボニスが到来したわけですけど、そこから昨シーズン終わりまで大敗が少なかったように記憶してまして、到来したシーズンの後半戦はそれほど勝てはしませんでしたが、ブローアウト負けは少なくなり、接戦に持ち込めるようになり、それが昨シーズンのフォックスの勝負強さの評価に繋がりました。

しかし接戦がなければその勝負強さを発揮するシーンも少なくなります。現状維持を選んだチームはマイクブラウン-サボニスシステムを突き詰めていくわけですが、そのシステムに合った相手には大勝するのですが、対策をされるとそれに全く対応できずにシーズンが進みました。また前半大量リードしているにもかかわらず、後半捲られるというルーク時代、要はドアマット時代のような試合も少なくなく、対戦相手に関しても、シーズン終盤のプレーオフチームとの連戦で星を落とし続けるなど、勝負強さところか勝負弱さが顕著になりました。さらに全体首位のセルティックスはともかく、ロケッツとペリカンズに全く勝てず、特にペリカンズには最終戦でザイオン欠場にもかかわらずブローアウトされるなど、苦手な相手には主力の有無関係なく負け続けてシーズンを終えることとなりました。

選手に関してはシューター陣がシーズンを通して軒並みシュートが不調でした。特にハーターはスタメン落ちから怪我での一足先のシーズン終了と残念な結果に終わりました。バーンズもSF相手にはスピードで、PF相手にパワーで押し切られるなど守備で大きな穴になってしまいました。
また、ミッチェルはゲームメイクがついぞできず、前半は干され放出目前までいきました。。
新加入選手は軒並みハズレですね。ドゥアルテはよりディフェンスのタスクを与えられていましたが、完全に使い方を間違えたようでファウルを多発。チームにいい影響を与えられず、ベゼンコフは怪我がちで大きなハイライトも残せず、マギーも運動能力を活かすことはできなかったように思われます。

とはいえ光明もありました。モンクは終盤に怪我してしまいましたが、それがなければシックスマン賞を獲れたのは明白であり、チームも50勝もいけたかもしれません。シューター陣の不調で逆にサボニスがインサイドで孤軍奮闘、ダブルダブルの記録は素晴らしいものとなりました。
そしてエリスの台頭。対人ディフェンスもチームディフェンスも素晴らしく、試投数は多くはないものの高確率でスリーを決め、オフボールの動きも問題なく、なぜ今まで抜擢されなかったのか不思議なくらいでした。Youtuberにも特集され他ファンにも一気に知名度が広がりました。スタメンSGに入ってからのフォックスとのバックコートはひいき目なしに高い守備力を披露していました。そのフォックスはスリーの確率が上がった分、不用意なプルアップを打つなどの判断の悪さもありましたが、スティール王のタイトルを獲るなどまぁ面目躍如といったところでしょうか。入団以降ほんとにチームの為に色々プレースタイルを変えて貢献しているのは頭が下がります。

オフェンス力が停滞した分ディフェンス力が向上したキングス。来期は昨季のようなオフェンス力を取り戻しに来るのか。それとも今期後半の守備力をさらに磨くのか。非常に楽しみであり意見の分かれるところではあるかと思います。