雪組公演『蒼穹の昴』再び観て来ました | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
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10月某日

 宝塚大劇場で公演されていた雪組公演グランドミュージカル『蒼穹の昴』を観て来ました。今回、2度目の観劇。雪組は前作の『夢介千両みやげ』に続くリピ観劇。推しのある生活のなんと潤うことか~乙女のトキメキ

 
初回観劇時の感想はこちら
劇場内には、毎回出演者のパネルが展示されています。これも、学年順、成績順。永遠の法則です。
というわけで、専科からスタート。皆さん素晴らしいのですが、特に注目は、伊藤博文役の汝鳥伶さん、西太后役の一樹千尋さん。ホンモノか?と目を疑ったよ~。
 
 
今回退団の千風カレン副組長。初舞台は2004年『スサノオ』。ご贔屓だった雪組トップ朝海ひかるさんのサヨナラ公演『堕天使の涙』の子役は忘れられない。カレンさん、長い間、ありがとうございます。
透真かずきの李蓮英、見事な太監でした。めちゃ憎たらしい。
袁世凱の真那春人も上手かった~。
 
 
久城あす、大好きハート芝居は日本人記者岡圭之介役。物語の進行的役割もしてました。滑舌良いし、笑顔は最高に素敵。
朝美絢(愛称:あーさ)は李春児。あーさー、めちゃ輝いてたキラキラ。瞳キラキラキラキラ。どんな時も笑顔で一生懸命。辛いときの笑顔に泣かされたよ~。芝居も歌も上手い!
 
 
順桂役の和希そら。ルール違反の美声!「私には妻と子がいます」の台詞。アタシ、本気で凹んだわ~。
この公演で退団する朝月希和。こういうタイプの娘役好きなんだけどね~。彩風さんとのコンビ良かったし、最後まで添い遂げて欲しかった。この作品では、出番は少ないものの、きちんと伝わる芝居が素敵でした。北京に来てからの場面、お衣裳も可愛くて綺麗でした。
光緒帝は縣千。『シティハンター』の海坊主、『夢介千両みやげ』の金さん。個性の強い役を見事に演じてくれる。君は、カメレオンか?あ、歌はもうちょっとがんばってね♪夢白あや、う~ん、まだ好きとも嫌いともいえない。
 
 
ご贔屓、推しの雪組トップスター彩風咲奈キラキラ
めちゃ良かった恋の矢恋の矢恋の矢推しは推せるうちに推せ!
了解です!
あーさーの笑顔、ええねラブラブ
 
 
特筆すべきは、西太后に目ん玉くり抜かれ追放された太監安徳海役の天月翼。ここまでやるか!お見事です!このスチール飾ったら、一族が呪われそうな不幸な予感です。
 
 
今回は、久々の前方席。上手(かみて)の隅っこだけど9列目。
 
 
花道近し!いいね~ラブラブ
 
 
すごいっしょ!
花道通る靴音も聞こえたよ。衣装の衣擦れの音、メイクの細部や付けまつ毛、全部見えたわ~。和希さんファンの友人は「和希さんと歴代最短距離に近づけたハートのバルーン」と喜んでました。
紫禁城で、京劇を踊る春児と再会した時の梁文秀(彩風咲奈)の驚きの表情もばっちりキャッチビックリマーク
 
 
好いね~クラッカーキラキラ
 
 
下手(しもて)の龍は、上手(かみて)のと違うんだ~。
 
 
 前方席での観劇、ホンマ、楽しかったです。やはり脚本が良いと、見ごたえも十分です。「宝塚グランドロマン」という冠がそれを語ってくれてます。これが宝塚!これぞ宝塚!半端ない豪華絢爛さは、夢の世界へ誘ってくれました。涙するシーンも多々ありました。諏訪さき演じる譚嗣同。玲玲(朝月希和)への不器用だけど真剣な恋。告白のシーン、そして最期に選んだ楽な生き方…。今思っても涙が出ます。白太太の占いが嘘だと知っていたと泣く春児(朝美絢:あーさー)。文秀(彩風咲奈)の前に出るといつも、昔の春児に戻ってる。あーさー、上手い!港での別れのシーン、舞台奥から走り出てきた春児の笑顔にまた涙。感動一杯で、どんなに辛くても負けない力、運命すら変えるのは本人の努力と教えてくれる物語。宝塚は生きる糧、これが宝塚なんです。あの船は、横浜港じゃなく、エルベ河行って、カール(紅ゆずる)に会うのか?と真剣に思ったラストでした。
 
 ショーも素晴らしかったです。下手(しもて)からせり上がる和希さんの後姿、横顔。これ、ルール違反の男前!ズキュンズキュン打たれまくったわ恋の矢恋の矢。友人曰く「瞳子ちゃん(安蘭けい)以来嵌ったわ~ドキドキドキドキ」と、完全に沼に入ったようね。想定内のレスポンス!やったねラブラブ。大階段の男役ダンスもめちゃくちゃかっこいい。思い出すだけで寝込みそうなくらい惚れ惚れ。その後の、あーさーの衣装は…、あかんね(笑)。君はトランプか?ティーポットか?と思った次第です。
 大階段デュエットダンスは、禁断の手つなぎスタンバイ。アタシ、脈とんだわ。見事に優雅なダンス、そこまで身体反るんか?というほど美しい朝月さん。ただ、リフトは今回も失敗。中途半端な1回転?1回転半?なんだかそれも途中で止~めたみたいなリフトでした。どうした咲奈?怪我してる?足首とか腰痛めとる?それ以外考えられない前代未聞のリフトでした。やるならやる、やらないならやらない、どっちかでしょ!
 それでも、大階段降り、銀橋パレードで全ては吹っ飛びました。最高に素晴らしい雪組でした。
 
宝塚
それは夢の国
華やかで夢々しい世界
宝塚を知らない人生
損してると思いますよ
ぜひ、一度観てください
観てね
え?観るよね
観るでしょ
観る
観ろ
 
アタシ、『蒼穹の昴』、もう一回観る!