30度目の台湾旅行 1日目①高雄から屏東縣竹田車站へ

30度目の台湾旅行2018年8月2日～8月5日

1日目①高雄から屏東縣竹田火車站へ

関空10時55分発の高雄行きで、高雄国際空港へ

台湾時間12時50分、「当機は間もなく高雄国際空港に到着いたします。現地の気温は26度。天候は雨・・・」のアナウンスに驚く。日本の方が暑いやん。そして降り立った高雄の暑さは、日本よりましでした。台湾の夏、高雄の夏、息が出来ないくらいまとわりつくあの暑さが好きなのにちょっと気が抜けました。

高雄の我が家、あひる家にチェックイン。さてどこ行こう？？何も考えず、中山一路から高雄車站へ歩いてみる。

アートな街高雄は、どこをみても芸術センスが溢れてる。

何処行こう？？券売機で切符を買ってみた。

15時12分発、潮州行きの區間車に乗ってみる。大好きな區間車の旅。住んでる気分で旅が出来る。

たわいもない車窓の風景は、町工場や大きな川、鉄橋、畑の植物。それでも、嬉しくてキョロキョロしてしまう。

今回は、初めてSIM フリーを使いました。車内で目的地の情報を楽ちんゲット。タイムリーにラインも出来るし楽しいこと一杯。前回の台湾旅行でフリーＷｉｆｉが使えず情報から遮断された恐怖を体験したので、スマホ苦手な私も、今回は少しだけ進歩しました。

高雄から區間車で約38分、屏東縣竹田車站へ到着

鐡道の到着時以外は誰もいない閑散とした車站

駅の隣にあるアジア最南端の日本語図書館である池上一郎博士文庫紀念館へ

7月・8月は午前のみの開館。残念ですが今回は中を見学できません。

池上一郎博士文庫紀念館

夏季期間　8:30～11:30　午後休館/下午休館
休館日　　祝日/國定假日 及び 月曜日/星期一

池上一郎博士文庫紀念館のお隣にある李秀雲先生攝影紀念館へ

入り口の竹細工がとても印象的

客家文化の展示がされてます。ここは客家の町なのですね。

昔の農工具の展示もされてます。

この町出身の写真家、李秀雲先生がとらえた当時の農耕風景

こんな荒地を耕していたなんて。農民の苦労が忍ばれます

一体何が起こったのか？衝撃的な光景に立ちすくむ。もっと台湾が知りたい！

池上一郎博士文庫紀念館に戻ると、中で仕事をされてる職員さんがいました。私が日本から来たと判ると、閉館時間にも関わらず、中を案内してくださいました。

日本語がお上手な職員さんです。木造造りの紀念館は、小さいけれど台湾人の日本への愛がぎっしり詰まった場所です。

池上一郎氏は日本統治時代の軍医で、医療資源が乏しかった戦時中に多くの人々の命を救い、村人たちに非常に感謝されていたそうです。その池上一郎氏が過ごしていた場所が現在の池上一郎博士文庫紀念館となったそうです。

明日、兵庫県からお客様が団体で来られるそうです。お客様用の香蕉を、1本お裾分けくださいました。職員さんは「屏東産香蕉よりも、台湾で一番美味しい香蕉は、高雄の旗山産」と笑いながら教えてくれました。

竹田車站前のメインロード

竹田驛園と呼ばれる駅前公園にある古井戸

竹田車站

日本統治時代の1919年に開業した台湾鉄道の駅で、現在は有名な観光地になっています。木造の駅舎はその歴史あるたたずまいから、古跡としても認定されています。

駅舎の中は、お土産物売り場やカフェになってます

ここで切符を買って何処へ行ったんだろう。楽しい想像は果て無い。

スタンプいっぱい 

私、スタンプ帳持ってるのさ～

昔の足踏み式ミシンが物干しに…

旧駅舎のホーム側からの眺め

ここを通った人の数だけ人生模様がある。誰に会うためにここを通った？誰がここで待っててくれた？全ての人が愛おしくなる。

こちらが今の駅舎。旧駅舎の後方にあります。

旅行鞄と時計を持って旅に出よう！

さぁ、高雄へ戻りましょう。この爽快な眺め、大好き

列車が来る前に、いただいた香蕉を食べました。とても甘くて濃厚。美味しかったです。日本でも、もっと手軽に台湾バナナが食べたいな。

竹田車站から潮州車站へ。たったひと駅だけどピカピカの列車に感激。涼しくて気持ち良い～。

潮州車站から新左營行きの自強號に乗り換え高雄へ戻ります。潮州車站、近代的で大きな駅でした。

私も芒果冰が食べたいな

17時44分、高雄に到着。KMRT（高雄捷運）で晩餐食べに巨蛋まで行きます。