29度目の台湾旅行　1日目①嘉義での再会

29度目の台湾旅行　2018年７月5日～8日

1日目①

　西日本を襲い、想像を絶する被害をもたらした集中豪雨。死者は160人を越え、今なお70人を超える行方不明の方がおられます。避難場所で過ごされる多くの方、猛暑やライフラインが遮断された中、懸命に救出活動や、復興に尽力される多くの方がおられます。亡くなられた方、ご家族の皆様には心からお悔やみ申し上げます。そして、一日も早い現地の復興と、被害にあわれた方の心の痛みが少しでも早く回復しますよう心からお祈り申し上げます。こんな悲しい災害が起こるとは思いもせず、私は台湾旅行に出かけました。台湾ではフリーWi-fiが全く使えず、日本からの情報が遮断されました。とても怖く、震えがきました。心ここに非ず…、そんな時間を台湾で過ごしました。ブログ更新も心苦しいですが、少しずつ、旅のことを残してゆこうと思います。

　出発の朝、自宅から最寄りの駅までは、一歩も歩けず、タクシー利用。リムジンバスかＪＲか悩みましたが、リムジンバスを利用。

雨の関西空港湾岸線、本当に凄い雨でした。

そして、西日本を集中豪雨が襲うとも知らず台湾高雄へ出発。離陸は約「40分遅れの11時32分。そして台湾時間12時45分には、あと30分で到着のアナウンス。現地気温25度。天気は雨。高雄も雨なのか…。

機体が高度を上げる時に台湾の大地、青い海が眼下に広がります。あの島、小琉球？いつも気になる小さな島。機体からは島が一望できます。島の形は確かに小琉球。毎回懐かしく眺めています。気になるあの島が小琉球か否か…。答えは帰路の上空で判明しました。答えは、旅行記の最終章でアップしますね。

高雄、到着した時は雨は止んでました。けれど大雨が降っていた形跡と、蒸し暑さを感じます。

あえて自強號を選ばず、のんびり2時間かけて區間車で嘉義へ。車窓からの景色を眺めたり、小さな駅や、そこに住む人々の暮らしに少しでも触れたいからです。

窓口で切符買う時は、スムースに台湾華語が通じました。ただ、私が外国人だと判ると、値段は言葉で言ってくれず、レジに表示された数字を指さしました。あっ、これ悲しい～（泣）。時には英語で数字を言う人もいる。これも悲しすぎる。台湾の皆さん、頑張って聴き取るから台湾華語で数字を話して。私は、ほんのちょっとでもあなたの国の言葉で会話したいんです。

區間車のこんなまったり感が好き。旅行に来たというより、ここに住んでるような気分になれる。「住むように旅したい」それが私の旅のコンセプト！

車内の公告。面白～い！！

ひと月前は水不足が心配された台南近郊も、水量が増えています。ひと安心

善化車站。上手く写ってないけど「祝您旅途愉快」の文字が嬉しい。

緑豊かな光景が続く

6月の台南旅行でお世話になった隆田車站

行けなかった後壁車站。駅舎側の座席に座ってなかったので、見損ねた～～

定刻16時21分に嘉義車站到着。

嘉義といえば「ＫＡＮＯ」。また映画観たくなった。

待ち合わせは16時30分、嘉義車站

年に一度のお楽しみ

。玉小姐と我的小男朋友小沐との台湾旅行の始まりです。小沐、今年で12歳。出会った時は7歳でした。ちいさな小沐は、身長150cmに成長。

そして、、、、、そして～～

声変わりしとる～～

めちゃくちゃ驚きました。低音のハスキーボイス、なんかドキドキする～

先ずは、今夜のお宿へチェックイン。素敵なお宿でした。またご紹介しますね。

「我餓了～（お腹すいた～）」

早速、嘉義の美味しいもんを食べに宿の自転車で出かけます。

いつもと同じように、私の前を先導してくれる

嘉義名物、魚と白菜を使った沙鍋魚頭を食べに、50年近い歴史を持つ「林聰明沙鍋魚頭」へ

これを注文

めちゃくちゃ賑わってる～

今天的晩餐

これが、沙鍋魚頭

「沙鍋魚頭（大頭鰱の沙茶鍋」は多くの具材が入った鍋料理で、ベースとなるのは毎日8時間煮込んで作られる豚骨スープ。このスープに魚、白菜、キクラゲ、金針花、豆腐、油揚げ、ネギ、豚肉、にんにく、とうがらし、ピーナッツパウダーを入れて、特製の沙茶醬で仕上げられています。メインの魚は大頭鰱（コクレン）と呼ばれるコイ科の淡水魚です。

めちゃくちゃ美味しい！！びっくりの美味しさ！！