24度目の台湾旅行 1日目その②金瓜石『黄金博物園區』へ | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
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24度目の台湾旅行  親愛的台湾朋友

2017年9月7日~10日 1日目その②

 

 13時33分、バスは金瓜石へ到着。私にとっては2度目の金瓜石。今回は黄金博物園區を中心に以前行けなかった場所を散策です。

 

まずは入場券を購入。大人ひとり80元です。

 

 インフォメーションセンターの前では、汗びっしょりで「こんにちは」とあいさつしてくれた係り員の方がおられました。9月でも30度を超える気温の台湾。この暑さの中、屋外で働く方は大変です。笑顔で迎えてくれたサービス精神に感動しました。こんな、一生懸命な台湾人が私はとても大好き。

 

金瓜石には猫ちゃんがたくさんいます。

 

日本式建物「四連棟」。日本統治時代はこの地に住む日本の高級官僚の宿舎でした。勿論、中も見学できます。台湾ドラマ『ホントの恋の*見つけかた』(原題:轉角*遇到愛)のロケ地です。この家は、ドラマ内でチンラン(羅志祥:ショウ・ルオ SHOW)達が住んでいた家です。

 

四連棟は、お祖母ちゃんの家に来たように甘えたくなる場所です。

 

私が初めて四連棟へ来た「4度目の台湾旅行」は⇒こちら

 

 

小沐が、面白いものをたくさん発見してくれます。階段とトロッコ。

 

こちらは『秋のコンチェルト』」(原題:下一站, 幸福)ロケ地。瑞芳分局金瓜石派出所。今回は、玉小姐が機転を利かせてくれて、中に入ることが出来ました。超イケメンのお巡りさんともお話しできました警官

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さぁ、金瓜石神社(黄金神社)まで約550㍍。頑張って山登りいたしましょうmountain*

 

階段を…、登るウキウキ階段上る棒人間、登る急いで階段上る棒人間

 

途中で見えたお山のてっぺんに注目。

 

何に見えます??

これは標高580㍍の茶壺山(Teapot Mountain)。まさに頂きの岩は茶壺(Teapotティーポット)に見えますね。上り坂がきつい中、癒してくれる光景です。

1時間で登れる登山コースもあるそうです。いつか挑戦しますかね~(弱気笑

 

 

 金瓜石神社(黄金神社)への道のりには日本を思わせる光景が沢山あります。お天気は曇りですが、背中には滝のような背が流れています。台湾の夏は、雲っていても暑いぞ!!

 

名カメラマン同行の旅カメラ SP。写真部班長小沐は大活躍キラキラ

こうやって3人一緒の記念アルバムがたくさんできました。

 

登れば登るほど感動する光景が広がります。

お天気ならもっと空や海は青いのでしょうね。

 

ズームで撮影学校のグラウンドが見えます。金瓜石近辺は、台湾映画『一萬公里的約定』(1万キロの約束)のロケ地。このグラウンドはロケチかな??そんな期待を膨らませ、シャッターを切りました。

 

まだ登る~諦めた棒人間ver.2

 

神社にまつわる色んなものが見えてきます。戦後は国民党により金瓜石神社(黄金神社)は破壊されました。

 

金瓜石神社(黄金神社)到着~やった。のんびり登って約25分の登山です。

 

金瓜石神社山神社黄金神社とも呼ばれます。

初めて建立されたのは明治30年10月(1905年)。現在の本山の位置に移転されたのは昭和8年(1933年)。黄金神社の主神は大国主命、金山彦命、猿田彦命という鉱業と関係のある三神であり、鉱業発展の祈願と密接な関係があります。金鉱山の従業員や周辺住民の信仰を集め盛大なお祭りも開かれていました。戦後、社殿は国民党に破壊されましたが、社殿の柱や鳥居、燈籠などが今も残っています。黄金に輝いた日々をしのぶことが出来ます。

 

 

黄金神社から望む山と海の景色、爽やかな風は、時の流れの切なさや悲しさを包み込んでくれます。

日本統治時代の面影が残る黄金神社、魂に響くものがたくさんありました。

 

 

黄金神社からの帰り道は、台湾華語と日本語で「黄金神社」の発音練習です。日台交換学習会ですね。玉小姐と小沐は「おうごんじんじゃ」と上手に発音します。私は「ㄏㄨㄤˊㄐㄧㄣㄕㄣˊㄕㄜˋ」の発音が上手くできません。特に「神社」の「社」(ㄕㄜˋ)の発音はとても難しい。何度も小沐老師に教えてもらい、やっと合格点をもらいました合格

 

 

黄金神社の次は、黄金館(黄金博物館)の見学です。

黄金館は、19世紀に金の採掘で栄えた金瓜石金鉱山の記念館です。

台湾の金鉱がどのように台湾人の生活の一部となったのかを知ることが出来ます。

 

 1階展示室では金瓜石の金鉱脈の発見の歴史や坑道の模型、作業員の人形、採掘道具などが展示されています。

 

鉱山で働く人の生活の様子も垣間見れます。

 

展示品の中には、鉱山の経営者である日本人が、労働者である台湾人に過酷な労働を強いている写真もあります。目を覆いたくなる光景ですが、日本人が台湾で行ったことを正しく認識するためにも、私達は目をそらしてはいけません。

 

2階展示室では、台湾人が一生のうち、どういった節目に金を贈るのかが分かります。結婚のとき、赤ちゃん誕生の時など、人生の喜びの時に金が欠かせないのです。

 

重量220kg!!世界最大の金鉱石!!。展示ケースの両側に開けられた穴から手を伸ばして触れることが出来ます。私も触れてみました。ヒヤ~ッとした感触にドキドキしました。

 

ここからは屋外の展示場です。これは送風機展示場。

 

これは壓風機(Air Conditiona)。坑道内の空気を循環させるための施設です。

 

 

 

トロッコが走っていた軌道。

金瓜石はかつては台湾で最も光り輝いていた場所でした。政府主導の採掘は台湾の人々に富みと夢を与えました。しかし、栄枯盛衰、1987年にこの鉱山は長期にわたる損失から閉山を余儀なくされました。この静けさの中には、語りきれない多くの人生模様が詰まっています。そう思うと、とても感慨深い気持ちになります。

 

 

有意義だった黄金博物園區を後に再びバスで移動です。

続きは次回に…・スキ