21度目の台湾旅行2017年3月18日~20日 「人生無限公司」高雄 2日目 ②
台湾朋友Sさんに高雄 忠烈祠へ連れて行ってもらました。ここへ到達するのはなかなか難しく、壽山動物園方面へも出ました。車窓からは、街歩きで見れない光景や景色、細い路地、密集した家と家の間に干す洗濯物や壊れかけたバイクなど、生きとし生ける高雄の姿はキラキラ輝いて見えました。道に迷ったり後戻りすることは、日常に起こる出来事。私は、こんな日常の経験をしたいので没問題。貴重な経験でした。
そして到着したのは、高雄 忠烈祠。
日本統治時代に建立された「高雄神社」を改築して作られたもの。その昔は、「打狗金刀比羅神社」 「打狗神社」という呼び名もあったそうです。 民國34年(1945年)の台湾光復後、その建物は中華民国建国及び国共内戦・抗日戦争等で戦没した中華民国の革命英雄等を祀る忠烈祠として使われるようになったそうです。
台湾人のSさんにとっては、この場所に来ることはどうなんだろう?台北の忠烈祠には遠足で行ったことがあると言っていたけど、好んで来る場所ではなかったと思います。台湾の複雑な歴史、本省人と外省人の関係…。他にも客家人や原住民族…。どう触れて良いのか分からない部分があるのも事実です。自分の中できちんと正しい知識を持ち、事実を認識すること、そして、解らないことは相手にきちんと尋ねることも大切なのだと思います。そのことで、知っておくべき台湾の事実も明らかになると思います。
忠烈祠では、特にお詣りすることもなく建物の見学をしました。高雄を見下ろす高台に祀られた御霊はどこを見つめているのでしょうか?海の向こうに広がる大地なのでしょうか?戦いという狂った歴史の歯車の犠牲者であることには変わりありません。その御霊が安らかであることを願います。
忠烈祠
高雄市鼓山區忠義路32號
開放時間:08:00~17:00
電話:(07)5210368
http://kms.scok.gov.tw/01/P01S01.aspx?OP=1
高雄の忠烈祠は市内や海を見渡す壽山にあります。その風光明媚な眺めを楽しみにしていたのですが…
あれれれ~~。
何も見えんぞ~
こっちも見えんぞ
どうやら、この日はPM2.5の影響が強かったようです。
だんだんくっきり見えてきました。素晴らしい眺めです。五月天のいる場所(分かりますよね~)もくっきりですね
。手が届きそう~
。
ますますくっきり見えてきます。台湾で最も大きな高雄港は台湾の産業と経済を支える重要な場所です。
12度目の台湾旅行で行った旗津も見えます。
私は、旗津輪渡站から旗後燈塔まで歩いたのですが、ここから眺めると、その距離はとてつもなく長く見えます。「どんだけ歩いたねん?」って感じですが、案外平気でした。自分が乗ったフェリーの航路や、歩いた場所を別の高台から眺めるのはとても面白いです。
旗津へ行った時の記事は⇒こちら
情人觀景台からの眺めも爽快!!
高雄のシンボル、高雄85大楼 はどこから見ても男前!!この時期は、観光客だけでなく、大学や大学院の卒業アルバム作成のため、ここで写真撮影する人が多いそうです。この日もたくさんの人たちが記念写真を納めていました。
お天気や空気の状態に左右されますが、忠烈祠のある壽山からの眺めは、とても爽快でした。大好きな高雄市街が一望できます。ボーッと眺めるだけでも大満足です。やっぱり台湾が好き、高雄が好きと再認識できる場所でした。
壽山を降りて、西子灣へ行ってみました。途中、KKBOXから五月天の曲がいっぱい入ったスマホを渡され、ひとりカラオケレッスン。超音痴ってばれたけど、まぁいいか。それにしても、歌詞も出てきてとても便利です。「星空」「傷心的人別聽慢歌」「突然好想你」「擁抱」「洋蔥 」…、たくさんたくさんありました。
西子灣は、とても人気の観光スポット。ここで夕日を眺めたらさぞかしきれいだろうという場所です。旗津輪渡站雪のフェリー乗り場は長蛇の列。今回は、賑やかな西子灣周辺を車窓から眺めました。高雄に来た時は、また来てみたい場所です。
さて、お昼ご飯の時間です。西子灣にいるのだから、鹽埕界隈へ行くことにしました。以前から行きたかった春雨のお店です。
続きは次回に…