14度目の台湾旅行 2016年2月27日~29日 2日目 その1 さぁ、台南で早餐しよう! | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

 睡眠時間3時間?2日目の朝は早い。

ジャスミン緑茶(キッチンに置いてある無料のお茶)と、昨日買った台彎冬の果物棗子(ザオズ)青リンゴ。食べ方が分からなかったので、我的台彎朋友さんにラインラインで教えてもらいました。皮は剥かなくてそのまま食べても良いそうです(剥いてもOK)。

 

 

カットすると、こんな感じ。とてもみずみずしいです。見た目は青リンゴに似てますが、梨みたいな味と食感です。手軽に食べれる果物です。ぜひお試しあれ~。

 

「あひる家あひるさんを出て、南華路を北へ、高雄車站を目指します歩く

 

 

高雄車站近くのこの川、名前を「幸福川」といいます。高雄といえば「愛河」、どの川も素敵な名前です。

 

 

旧高雄車站、 高雄市三民区建國二路(南華路近く)。1941年に造られた旧高雄車站は、日本統治時代の最後の車站。現在の高雄車站のお隣に移動されています。中は展示館になっていて貴重な鐡道資料が収められています。当時使用された時計や列車行先板、駅長さんの帽子など貴重な資料がたくさん展示されているようです。旧高雄車站は、2017年春にはまた元に戻され、現高雄車站の入り口として使われるそうです。この展示館は2017年までの限定公開です。皆さんもぜひこの展示館で歴史の旅をしてみませんか?今回私は、行けなかったので次回の高雄旅で行ってみようと思います。

 

 

今回は、これに挑戦!! 

對號列車自動售票機で切符を買うのです!!「對號列車自動售票機」って偉そうにいってますが、「對號列車」が「座席指定可能優等車」という意味を知ったのは帰国後です。そして「螢幕」は「タッチパネル」であることも。「點選螢幕購票」は「タッチパネルから時間を選んでチケットを買う」意味だと思います(間違ってたら教えてね)。わけ分からないまま、そして何の予習や知識のないまま、漢字からくるイメージで操作を進め、無事に台南行きのチケット購入イェーイ

 

 

この可愛い莒光号(特急)で台南へ行きますGO

 

 

 

「臺灣鐵路局」の「臺灣」「鐵」の繁体字だけで嬉しくなるウキウキ

我有一個問題質問!

「臺」と「台」が入り混じってる。何で??

 

 

8時14分、定刻通りに台南車站に到着です。

台南車站といえば、ぶらっとホームの中のパトカーshoko

ぜひ、出動する瞬間を見てみたいものですパトランプ

 

 

 

臺南車站と鄭成功像。

駅前ロータリーの真ん中に屹立する鄭成功像。日本統治時代には後藤新平の銅像がここにありました。そして台湾全土が戒厳令下にあった時代は、国民党政権が求心力を高めるため蒋介石への個人崇拝を強め、それぞれの町の駅前や市役所前など目立つ場所には蒋介石の銅像を設置しました。その点を考えると台南駅前の鄭成功像は例外的なのですgood

 

 

 私の旅は歩き旅。ひたすら歩きます。駅前ロータリーから成功路へ向かいます。成功路のビルで見かけた半旗。2016年2月6日午前3時57分に起こった高雄・台南地震の犠牲者への追悼の意を表しているのでしょう。

台南の青い空にひるがえる半旗には胸が痛みます。亡くなられた方のご冥福と、被災された皆さまの復興を心よりお祈り申し上げます。

 

気になる路地を見つけては、思うがままに、つまり、テキトーに入ってゆきます。

煉瓦造りの壁、狭い路地がとても静かで穏やかに感じる忠義路二段。

 

 ご陽気に歩いて目指したのは、台南の早餐(朝ごはん)「牛肉湯」のお店。牛肉湯、つまり牛肉スープです。牛肉湯は牛骨や野菜などを煮込んだアツアツのスープに、その日の朝、処理されたばかりの牛肉のスライスを泳がせたシンプルなお料理。スープで牛肉を食べる!というイメージです。台南には台湾で一番大きな牛の処理場があるので新鮮な牛肉が手に入るのです。お店によってスープの出し方、使っている牛肉の部位も異なりますが、その中で「旨いウマイ」と定評あるのが赤崁楼近くにある「石精臼牛肉湯」。今回の台南旅行のお楽しみは、このお店での牛肉湯でした。しかし…、お店に着いたのは朝の8時50分ごろ。何だかお店の様子がおかしい。お掃除なんかやっちゃっている~フキフキ。早朝から開いてるお店のはずなのに、今ごろ開店の準備にしてはおかしいな~と思っていたら…、お店が…、そう、お店が…、閉店したがーん。売り切れると閉店という予測はついたものの、あまりの衝撃に写真1枚も撮ってません。驚く、慄く、脱力する…ガックリ、しばし台南の街で茫然といたしました。いつか、リベンジしなくてはと誓っています。

 台南へ行かれる方のためにお店情報を掲載しておきます。早起きしてぜひお訪ね下さい。

【石精臼牛肉湯】
住所:台南市中西区民族路二段246號
(台鉄台南駅から徒歩約10~15分)
電話:06-223-2266
営業時間:17:00~売切れるまで
定休日:月曜夜~火曜朝

 早餐(朝ご飯)食べ損ねた??いいえ、台南にはまだまだたくさんのおいしいものがあります。そこまでまたまた歩くとしましょう。

 

 赤崁楼近くにある「石精臼牛肉湯」から徒歩5分くらいにあるのが、地元民の台所を支える永樂市場。朝早くから賑わっています。

 

 

 9時過ぎなのに恐ろしい賑わいクラッカー クラッカー。自分から進まなきゃ人並みに飲み込まれちゃうし、バイクにひかれちゃう叫び。この通りに躊躇せず進入してくる車ってどうなの??

 

 

市場はその町の食文化に触れられとても面白い音譜 音譜

 

 

台南の海はシーフードの宝庫といわれていますさかな。新鮮なお魚がたくさんぎょ

 

焼き魚焼き魚、日本と同じで嬉しくなります。肉厚に驚きます。めちゃくちゃ食べたい。

 

 

「台彎名産 素食三牲」這是什麼?「素食」は「ベジタリアン料理」ってわかるのですが、模ったものがお魚以外何なのか分かりません。「三牲」って何?

 

これが「油飯」。昨夜高雄で食べたかったのは、この「油飯」(台湾風おこわ)なのです。

美味しそう~。台湾に住んだら(いつのことやねん、夢?まぼろし?)、毎日でも食べたい。

 

 

台湾語でガンガン攻めてくる市場の哥哥おにい。パッショネイトで勢いあります。

「魔法のタオル」みたいなのを売ってます。どんな汚れもサッと落ちるみたい笑。まくしたてる様な強烈な台彎語が恐ろしく男前な哥哥でしたハート。この勢いある販売に台彎語はめちゃくちゃマッチしているから面白すぎる笑

 

 

台南小吃の代名詞!碗粿の人気店『富盛號碗粿』(フーシェンハオワーグイ)

この列に並んで待ちます。

 

 

『富盛號碗粿』は、創業約70年になる老舗のお店です。看板には「民國36年創立」と書かれています。民國36年とは西暦では1947年。

 

 

並んでる時もワクワク。お店のTシャツ、カッコいい音譜

 

 

メニュー。左の「魚羹」(羹という文字が出て来ない~)は、とろみのある魚のスープ。

 

 

これが碗粿(ワーグイ)30元キラキラ

碗粿(ワーグイ)」とは、うるち米の古米をすりつぶして蒸し上げたもち米版茶碗蒸しのような料理。古米は食べた時、ややねっとり感がありますが、もち米を選ぶと粘りすぎるので古米を使うそうです。伝統ある台南小吃の中でも、長きにわたり台湾の人々に愛され続けている一品です。豚肉、エビ、椎茸など様々な具材が入った碗粿の上には、とろみのある甘辛いタレがかかっています。台南の料理は甘いといわれています。台北で食べる碗粿と比べるのも面白いそうです。

 

 

甘いソースやすりおろしたニンニクがテーブルに置かれてます。

 

 

独特な弾力、日本では味わえない食感。ねっとり感が面白い。もち米のコクと甘辛いタレがマッチして美味しい。凄く満腹になります。

 

 

相席したおじさんは、表面一杯に甘いタレをかけました。そしてケーキをカットするみたいに切り出したのです。これが正しい食べ方のようです。

碗粿の正しい食べ方は…こちら

男性 ならば最初に中央を十字に女性ならば八の字にカットし、. 周囲をクリクリっとくりぬいて食べるのが円満で縁起の良い食べ方だそうです。

 

 

私の食べ方、なんと恥ずかしいことかあせる。ぐちゃぐちゃ~。碗粿は、こんな食べ方しちゃダメですよダメダメダメ

【富盛號碗粿(フーシェンハオワーグイ)】
住所:台南市中西区西門路二段333巷8號
営業時間: 7:00~17:30
定休日 木曜日

 

 

富盛號碗粿のお隣りには、もうひとつの人気店があります。こちらも列が絶えません。

『金得春捲』は、「潤餅」とも呼ばれる台湾風の春巻きを売る専門店。

、こちらは民國43年(西暦1954年)の老舗。春捲(潤餅)、食べたかったんだ~音譜

 

 

具材はキャベツ、お肉、卵焼き、豆類、セロリ、香菜などたくさんですラブラブ

 

 

薄いライスペーパーに具材をたくさんのっけます。ベトナム風春巻きのイメージです。

 

 

ピーナッツ粉と砂糖をかけてます。お砂糖入る?味の想像が出来ない。ちょっと驚きですあせる

 

 

ライスペーパーでクルクルッと巻かれた春捲は、とっても愛らしい。

 

 

 

金得春捲 40元

 

 

お店にはイートンコーナーはないので、歩きながら食べます。人には見せられない大口でガッツリ食べないと具がポロポロこぼれます。凄い食べ方、お許しください。何でこんなに汚くなったんだろーーー(恥)、しかもボロボロになってる~。

お味は…

めちゃくちゃ好吃~うまい。もう笑うしかない美味しさ音譜。ライスペーパーのモチモチ感が凄く良い、それに具材ひとつひとつも美味しい。お肉のジューシーさがキャベツやセロリ、香菜とマッチしてるんです。そしてないよりもピーナッツ粉と砂糖が絶妙に良い!!そう、砂糖が口の中に広がって凄く良い感じ。甘い料理がさほど好きでない私にとっては、ドツボに入った美味しさです。また食べたい逸品です。ぜひ挑戦してみて下さい。富盛號碗粿とはしごできます。

金得春捲

台南市中西區民族路三段19號

営業時間:7:30~17:30

定休日:月4日、不定

 

 

 

 
 
 

台湾で歩きながら食べる時は、段差に注意です。

これ↓   これ↓   これ↓

いつかはこけるドテッと嫌な予感がしていますシーネ

 

 

 大天后宮からは爆竹が鳴り響いてます爆竹。もの凄い音にびっくり。そちらも気になるのですが西門圓環からバスに乗ってある場所へ行きます。1年前に読んだ本に感銘を受け、いつか訪れたいと思った場所です。念願かない、やっと行くことが出来そうです。

 

では、続きはまた次回に!!