ITALIAN ROCK DOMANI
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PROGRESSIVE ITALIA VOL.2

ユニバーサルミュージックコレクション

PROGRESSIVE ITALIA GLI ANNI'70 VOL.2


ITALIAN ROCK DOMANI


6CDボックスセットです。

収録DISKは以下の通り


LOCANDA DELLE FATE / Force Le Lucciole Non Si Amano Piu('76)
IBIS / Ibis('75)
SENSATION'S FIX / Finest Finger ('76)
ROBERTO CACCIAPAGLIA / Sei Note In Logica('79)
G.VIVALDI/P.MINERI / Carnascialia('79)
STRADAPERTA / Maida Vale('79)


先のLE ORMEの11CDボックスと同じく09年新規リマスターとなっており、LOCANDAの妖精目当てに購入しました。


自分が持っているのが95年Polydorイタリアンロックコレクション国内盤で当時のリマスター盤で01年発売の紙ジャケも06年発売の輸入盤もDISKは95年のPolydorと同一と思われます。


それとの比較ですが、やはり今回のリマスター効果は高いです。


音圧も大きくなっておりますし、各楽器の音の分離がはっきりとしており、クリアになってます。


と同時に95年盤では1曲目の’ひとときの静寂’で意図的なのか、ミスなのか分かりませんがドラムの音が自分から見てスピーカー左側に寄っていましたが、これが解消されてセンターに位置されており、さらに迫力ある演奏を堪能できるようになりました。

この改善が今回一番嬉しいところでした。


はじめ聴いた時はリマスターなのかリミックスなのか分からないくらいに細かな音まで聞こえてきて戸惑いましたが、95年盤を一通り09年盤を一通り聴きまして「あー確かにここでフルート入っているなぁ」とか、その違いがよくわかりました。


マスターがマスターだけにこれ以上の音質向上が出来るのかどうなのか分かりませんが、もし音質向上したなら、また買うでしょう(笑)


ひとまずは今回これだけ音質向上している事とドラムがセンターに改善がされたという事で満足しています。


PFM Dracula

Dracula Opera Rock



ITALIAN ROCK DOMANI


05年作


PREMIATA FORNERIA MARCONI 通称PFMの舞台ドラキュラの為に作られたアルバムでタイトル通りオペラロックです。




これ素晴らしいですね


自分の中でPFMの作品中一番好きです。


それまで幻の映像、甦る世界、友よなど初期PFMの超名盤ばかり聴いていましたが、この作品は初期の頃の極彩色のような感じはないですが、ジャケットのような深紅の色彩が全編を覆っており、美しく、もの悲しく、そして時に恐怖やスリリングさを巧みに表現しており、鮮血を思わせるようなイメージがあります。




と言ってもドギツク、ドロドロしたような感じは一切ありませんので、敷居が高いわけではありません。




オープニングはあの名曲人生は川のようなものに通じる各楽器を積み重ねていく様式美的な部分もありますし(人生は~のようにあそこまで美しくはないですが)相変わらずのテクニカルさも感じられます。




ムッシーダのギターにプレモリのキーボードが絡み、また全編に渡ってオーケストラを大々的に導入し混声合唱団も加わりスケールの大きさは一際際立っています。




チョッチョもオペラティックな歌唱を披露し場面事に上手く使い分けています。




基本的にコンセプトアルバムなのでアルバム全部で一曲というか、1つの物語を表現していますが、一つ一つの曲もクオリティが高くどれもが素晴らしいです。




圧巻のスケールで綴るラストは女性ボーカルのドルチェネーラの表現力と曲のドラマテックさ、スリリングさとラストに向かうにつれ混声合唱団も交えて一気に盛り上がっていく場面は正しくオペラそのものであり、それをロックを通じて完璧に表現して見せたPFMの底力を感じさせられました。




トロルスがコンチェルトグロッソでみせてくれたストリングス、オーケストラと完全な融合をPFMはオペラとの完全な融合でみせてくれました。









LATTE MIELE Part2

Marco Polo (Sogni E Viaggi)


ITALIAN ROCK DOMANI


09年作


再結成後初のスタジオアルバム

圧倒的に壮大でドラマティックなシンフォニックロックでコンセプトアルバムです。


バロック的な優雅さとストリングス導入で重厚なオープニングから、ロック色の濃い曲、ラッテ特有の叙情的な美しさの曲、パピヨンを思わせるユーモアある曲と情感表現が実に多彩で巧み

円熟味を増した演奏はある意味余裕すら感じる。

美しいコーラスワークもあり飽きさせない曲構成も見事

ラッテらしさは損なわれておらず、今の時代に果たしてこれだけのものを作れるアーティストが他にどのくらいいるだろうか?

過去の作品も素晴らしいですが、これはこれでまた素晴らしい。

また、スリリングな演奏もあり起伏に富んだ表現力と本来のメロディの良さ、ボーカルの表現力とどれもが一級

クオリティの高さと完成度の高さは今年度イタリアプログレNo.1なんじゃないかな

イタリアファンは聴かなければならない傑作です。