東証の２月第１週130203の東証一部の投資部門別動向が発表になった。
データ出典注1外国人230億円は買い越し。
一方で、個人350億円と信託銀行440億円が売り越し。
外国人は６週連続買い越し。
外国人買いが定着してきたが、相変わらずの超円高が痛い。
注1東証の投資部門別売買状況の基礎データに関するトップページは、こちらさすがに、これだけの超円高が続くと輸出産業の業績に良い展望は見えてこない。
米国に較べると出遅れ感はあっても、業績に確信がもてないから、株もどんどん買い進めない。
ちなみに、自動車各社は、ドライな日産は早々と海外生産推進に力を入れていたし、国内に固執し093877ていたトヨタもがまんの限界らしく、海外展開に拍車をかけている。
トヨタハイランー、米に生産移管九州から13年、円高で体制見直しトヨタ自動車は８日、大型のハイランーの国内生産を2013年に打ち切り、米国に移管すると発表した。
オーストラリアやロシアへの輸出も米国が肩代わりする。
トヨタは長引く円高などを受けて世界規模での生産体制の見直しに着手。
米国を新たな輸出拠唐ニして活用する考えで、日本の生産空洞化につながる可能性もある。
ホンも事情は同じ。
1ドル70円台半ばが続くこと前提に事業進めるホン取締役自動車企業ばかりではない。
これまで地域の雇用や産業を死守するため必死で耐えてきた北九州の名門の安川電機の産業ロボットなども、海外に出て行く予定という。
注1ロボットの海外生産に賭ける安川電機超円高乗り切る産業部三浦義和これだけの超円高を長期間放置していては、日本の製造業が潰滅するのは時間の問題である。
そして、全国から、優良な雇用の受け皿がどんどん減っていく。
日本に残れるのは、介護や介助などに象徴される生活支援ビジネスくらいなものになりそう。
まぁ、公務員だけは、これまで以上に超優良職場として国内に残れるが注1安川電機のことについては、こちらの日記ownerid2694703