ガジェットファン、そして「Macを一生使い倒したい」同志の皆さん、こんにちは!
OSを変えて現役復帰したMacBook Pro 2015で、快適すぎるLinuxライフを謳歌している「与太郎」です。
前回、パンパンに膨らんだバッテリーを救出し、1TBのSSDをブチ込んで「物理的」に蘇らせた私ですが……
実は、目に見えないところで「ある重大な危機」が進行していました。
これをおろそかにすると、せっかくのi7パワーも台無し。
最悪、マシンが悲鳴を上げて止まってしまいます。
今回は、初心者の方こそ知ってほしい「CPUグリスの塗り替え」(おまけ付き)メンテナンスをお届けします!
1. 異変の兆候:Macが「熱い!叫んでいる!」
Ubuntuのツールで何気なくCPU温度を計測したところ、驚愕の数値が叩き出されました。
「……80℃超え!?」
これ、人間でいえば42℃以上の高熱でフラフラの状態です。
2015年の製造から約10年。おそらく一度もメンテナンスされず、過酷な労働を強いられてきたのでしょう。
バッテリー交換時に一緒にやるべきでしたが、この「健康診断」の結果を見て、急遽オペ(塗り替え)を決定しました。
2. 【初心者向け】そもそも「CPUグリス」って何?
「CPU」はパソコンの脳みそ。仕事(計算)をすると、ものすごい熱を出します。
その熱を逃がすために、CPUの上には金属の冷却パーツが乗っているのですが……
脳みそ(CPU): 表面は平らに見えて、実は微細なデコボコがある。
冷却パーツ: これも微細なデコボコがある。
この2つをただ重ねるだけだと、隙間に「空気」が入ってしまい、熱がうまく伝わりません(空気は熱を通しにくいんです)。
そこで、隙間をピッタリ埋めて熱をスムーズに伝えるための「魔法の塗り薬」、それがCPUグリスです。
3. グリスを塗り替えると、どんな良いことがあるの?
「たかが塗り薬でしょ?」と侮るなかれ。効果は絶大です!
処理速度が落ちない: CPUは熱くなりすぎると、壊れないようにわざと速度を落とします。グリスが新鮮なら、常に全力投球が可能に!
ファンが静かになる: 熱が効率よく逃げるので、ファンが「ブォォォーン!」とフル回転する頻度が減ります。
マシンの延命: 熱ダメージを抑えることで、11年目のMacもさらに長生きします。
4. いざ、禁断の内部オペ!10年モノの惨状
裏蓋を開け、CPUを覆っている「ヒートシンク」を取り外します。
ヒートシンクとは?
CPUの熱を吸い上げ、広い表面積を利用して空気中に逃がす「放熱板」のこと。
パソコン界の「熱さまシート(超強力版)」だと思ってください!

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赤枠の逆"へ"の字型の部位です
取り外して絶句しました。予想通り、グリスが「カピカピの乾燥砂漠状態」……。
これでは熱が伝わるはずもありません![]()
【実践】オタク級の塗り直し手順
古いグリスの除去: ヘラで慎重に削り、仕上げに「無水エタノール」を染み込ませたティッシュでピカピカに。頑固なこびりつきとの戦いです。
グリス塗布: 新鮮なグリスを中央に。均一に広がるよう、心を込めて。
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下のCPUの箇所に塗りました。が、汚くなってしまったのは見なかったことに・・・![]()
合体!: ヒートシンクを戻してネジを締めます。
おまけの裏技:100均シリコーンスプレー
ついでに、内部のゴムパーツや底面のゴム足に、ダイソーのシリコーンスプレー(220円)を塗布!
これでゴムの劣化(ひび割れ)を防げます。ダイソー、本当に優秀すぎて企業案件を待ちたいレベルです(笑)。

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やや汚れていたようです![]()

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こちらも汚れていたようです![]()
パネルについている4つのゴム足にもシリコンを塗布しました。
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これで、少しは長持ちするでしょう・・・![]()
(定期的な塗布は必要ですがw)
5. 結果発表:驚きのマイナス10℃超え!
Ubuntu MATEのツールで再び計測。動画を何本も立ち上げ、ブラウザをこれでもかと開いて負荷をかけてみましたが……
なんと、最高温度が70℃に到達しませんでした!
塗り替え前は余裕で80℃を超えていたので、10℃以上の冷却に成功したことになります !
正直、マウスを動かす操作感などの「体感」は劇的には変わりませんが、CPUが涼しい顔をして仕事をしていると思うと、オーナーとしての安心感が違います。これで寿命が確実に数年は延びたはず!
6. まとめ:11年目のMacを、愛でる。
今回は「もっと早くやっておけばよかった!」と痛感したCPUグリスの塗り直しでした。
定期的な掃除と、1年〜数年に一度のグリス交換。
これさえ守れば、2015年製のMacBook Proはまだまだ現役の相棒として戦えます。
「古いから」と諦める前に、まずは100均グッズと少しの知識で、愛機をいたわってみませんか?






















































