せるせる。 | 作家 吉井春樹 366の手紙。

せるせる。

 
 

 

 

何もできなくて、

 

隣にいる。

 

 

役に立たなくて

 

そばにいる。

 

 

寄り添うことは

 

何かを与えることばかりじゃなくて、

 

きっと、何かをわけあうこと。

 

 

 

だから、

 

そばにいる。

 

近くにいく。

 

いっしょにいる。

 

 

 

ということさえ

 

できないときもある。

 

そうできなくなる

 

つながりだってある。

 

終わりや別れや

 

隔たりや心変わりや

 

世界や世間のルールなんかで。

 

 

 

 

だからって

 

愛していない

 

わけじゃない。

 

愛せていない

 

わけでもない。

 

 

離れても

 

壊れても

 

終わっても

 

遠くから

 

別々の場所から

 

愛せるのです。

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
★月刊うれしぴ次号126号の中身



次号のテーマ「 想  。 」
(いやしのおはなしのヴォイスCD(30分)「そうぞう」)
(フォトポエムBOOK(20作品収録)「おもんぱかるう。」)      
※その他の中身 → こちら

ブログの言葉を気に入ってくれた、フォトポエムのポストカードを手に取ってくれた
詩集やエッセイまで読んでくれた、できればもっと吉井春樹の声や言葉を感じてみたい。

企画・編集・撮影・印刷・収録・梱包、すべて手作り。

吉井春樹があきらかにうれしいを毎月お届けしています。

月刊うれしぴ
  
うれしぴに興味をもってくれたあなたに
ぜひこちらももご覧いただけたらうれしいなあ。
→ 月刊うれしぴ公式サイト
  毎月22日が早割締切っ!
※はじめまして御礼 → うれしい十の質問ポストカード進呈!
▶ うれしぴカードも無料配布中
月刊うれしぴ」とは? → 公式サイトで受け取ろう