めざめさ。 | 作家 吉井春樹 366の手紙。

めざめさ。

 
 
 
ひょんなきっかけで、
 
長らくの眠りから、
 
目がさめる。
 
 
ジリリリリんと
 
鳴り響くベルで
 
目がさめる。
 
 
どきっとする
 
不穏なできごとで
 
目がさめる。
 
 
 
あたたかな
 
ひざしをあびて
 
目がさめる。
 
 
眠りから、
 
起きたくて、
 
目がさめる。
 
 
そして、
 
なにかが
 
おわって、
 
そして、
 
はじまっていく。
 

 
 

 

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