べきぺき。 | 作家 吉井春樹 366の手紙。

べきぺき。

 

 

何回も、

 

何回も、

 

挑んでは

 

跳ね返される。

 

 

怖くなって

 

向き合ってみて

 

そのうえ見上げてみて

 

こりゃ無理だわと、

 

踵を返す。

 

 

でもまた

 

乗り越えるべきと

 

教えられて

 

諭されもして

 

体当たりもする。

 

びくともしなくて

 

ジャンプする。

 

どうにも
 
超えられそうにない。
 
 
そんな自分は
 
弱くて、力不足で
 
情けなくなって。
 
 
というのを
 
ずっとずっと
 
繰り返してるとして。
 
 
 
その壁、
 
その乗り越えるべき壁は、
 
ほんとうに
 
乗り越えなければならない壁、
 
なのかしら。
 
 
その壁の向こう側に
 
望むものとか、
 
欲しいものとか、
 
行きたい世界とか、
 
なりたい自分だとか、
 
そういうものが、
 
待っているのだとして。
 
 
 
それは
 
壁を超えなければ
 
たどりつけないような
 
ものなのかしら。
 
 
壁は
 
超えるものではなく
 
壊すものでもきっとなく
 
ただ、
 
守ってくれていたものです。
 
 
だから
 
その壁に
 
守られながら
 
いきていくしあわせ、
 
っていうのも、きっとある。
 
 
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