わせあし。 | 作家 吉井春樹 366の手紙。

わせあし。

 

 

 

ひとつのしあわせがあって、

 

そのひとつがなくなったとき、

 

しあわせがきえてさみしくなる。

 

 

でも、

 

そのしあわせがないことで

 

ちがうしあわせがみつかったり、

 

しあわせがないしあわせ、

 

みたいなものがみつかるものです。

 

 

「幸」という漢字、

 

さかさからみても、

 

「幸」みたいですもの。

 

別々のみちに、

 

別々のしあわせが、

 

待ってくれているのです。

 
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