酸味後甘味。 | 作家 吉井春樹 366の手紙。

酸味後甘味。



日曜の夕方4時を、

いかがお過ごしでしょうか。

この時間って、

びみょうな時間ですよね。


ああ、今日一日、

何もできなかったなあと

後悔してしまうときもあったり、

今から何かしようって

なかなか思い起こせない

不思議なペーソスがそこには

秘められているような気がします。


せめて、この時間で、

何かできないかしらと

うれしぴのCDを作りました。

まずは、りんごの写真の

「ふられたあと虹」のCD。

作家 吉井春樹 366の手紙。-ふられたあと虹


リンゴはきらずに食べるのが

学生時代からの癖なのですが、

めずらしく半分に切ってもらって、

そのまま写真を撮りました。


ふられたあとの虹。

雨のあとに虹があるものですが、

虹とリンゴって、

僕の中ではすごく共通点があって、

リンゴに流れる蜂蜜的なもの、

あれって、すっぱいあとに訪れる

甘みは雨のあとの虹のように思えます。


バレンタインに告白した人も、

そうじゃななかった人にも、

酸っぱさのあとの甘みがあることを、

共有できたらなと思って撮った作品です。


ちなみに写真詩集の中身は、

たっぷりハチミツ入りの甘い詩集に

仕上がってしまいました(笑。


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トーク収録/編集/作詩・撮影/発行、ぜんぶ吉井春樹の。

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