小さな遠くの井戸のように。 | 作家 吉井春樹 366の手紙。

小さな遠くの井戸のように。



誰にも言えないのなら、

僕にだけ伝えればいい。

我慢してるのなら、

そのことを教えてくれればいい。

もちろん、気づいてみせるけど、

それでもなときは、どうにかして。

あなたが悩んでいることとか、

あなたが幸せに思ってることとか。

誰にも言えないのなら、

僕にだけ伝えればいい。

それだけでも、少し、

世界が広がったような、

世界が変わったような、

そんな一日になるだろうから。





今月の吉井春樹の書き下ろし、
フォトポエム集のタイトルは

「言えなかったごめんなさい。」
作家 吉井春樹 366の手紙。-ごめんね

「月刊うれしぴ」↓くわしく。
作家 吉井春樹 366の手紙。-うれしぴバナー170